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京セラ、3.5インチ液晶を2つ搭載するAndroidスマートフォン「Kyocera Echo」を発表

京セラ及び米通信事業者Sprint Nextelは7日、3.5インチのディスプレイを2つ搭載したAndroidスマートフォン「Kyocera Echo」を発表した。Kyocera EchoはSprint Nextelから今春発売予定。価格は100ドル分のメール・イン・リベート(郵送によるキャッシュバック)を利用した上で199.99ドル。


京セラとしては「Kyocera Zio(ザイオ)」に続く、2機種目のAndroidスマートフォンになる。しかし、Zioがオーソドックスな端末だった一方で、Echoは変り種だ。写真をご覧頂ければわかるように、2つのディスプレイを搭載し、2つ並べて4.7インチ相当として利用することもできる。また、1画面にキーボードをフル表示したり、別々のコンテンツを映して使い分けることが可能という。

ディスプレイはそれぞれ3.5インチ、解像度800×480の液晶で、両方ともタッチパネルを搭載する。

ヒンジ部は「ピボットヒンジ」と呼ばれる技術を採用し、一見したところ任天堂の携帯ゲーム機「ニンテンドーDS」のような印象も与える。2画面の使い方は様々で、前述したように1画面にキーボードを表示させるようなアシスト的利用法もあれば、2画面を4.7インチ相当の画面として1つのアプリで広々と使うこともできる。例えばGoogle Maps、ウェブブラウザなどを4.7インチ相当の大画面で使うことが可能。

また、それぞれの画面に別々のアプリを表示、利用することもできる。メール、ウェブブラウジング、電話帳、ギャラリーなどの基本的機能をそれぞれの画面に表示し、同時に使うことができる。


端末を閉じた状態では、1画面だけを使って一般的なスマートフォンのような利用形態にもなる。

ハードウェアの基本スペックはCPUがQualcomm Snapdragon QSD8650 1GHzで、内蔵メモリは512MB RAM/1GB ROM、カメラは720p動画撮影に対応した5メガピクセルカメラ、Wi-FiはIEEE802.11b/g、Bluetoothは2.1+EDRをサポート。対応ネットワークはCDMA2000を採用。内蔵バッテリーの容量は1,370mAh。端末のサイズは115×56.5×17.2mmで、重さは約193g。

搭載OSのバージョンはAndroid 2.2だ。


【情報元、参考リンク】
Sprint Nextel/Kyocera Echo, Exclusively from Sprint, Revolutionizes the Android Experience as the First Dual-Touchscreen Smartphone

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