Tegra 2搭載7インチAndroidタブレット「DELL Streak 7」正式発表

GAPSIS編集部 2011年1月7日

米通信事業者T-Mobileは現地時間6日、ラスベガスで開催されている家電見本市「CES 2011」のプレスカンファレンスにおいて、米DELL製の最新タブレット「DELL Streak 7」を発表した。Streak 7は同社が昨年発売した5インチタブレット「DELL Streak」のファミリーモデルで、ディスプレイサイズが7インチとやや大きくなっている。加えて、内部仕様もパワーアップしており、プロセッサにはNVIDIA Tegra 2デュアルコア1GHzを採用している。

ネットワーク回線もT-Mobileの4G（HSPA+）に対応し、高速データ通信が可能となっている。発売時期は今後数週間以内を目安とされ、近いうちに登場する予定。将来的にはDELL Streak 7は米国外の地域でも販売される見込み。

その他のスペックは次の通り。OSは残念ながらAndroid 3.0や2.3ではなく2.2（開発コード「Froyo」）。ここ数日CESで新規発表されているタブレットの多くが3.0を搭載することを考えるとやや残念だが、発売時期を考慮すると2.2搭載で致し方ないところか。ただし、具体的な計画こそ不透明なものの、将来的にはAndroid 3.0へのアップデートも可能とされている。

ディスプレイは7インチ液晶で解像度は800×480、スクリーンを覆うパネルには耐衝撃で有名なGorilla Glassを採用。傷にも強く、モバイル機器には安心な仕様だ。内蔵ストレージ容量は16GBで、最大32GBのカードに対応したSDカードスロットを備える。カメラは5メガピクセルのメインカメラを背面に、1.3メガピクセルのインカメラを前面に装備。