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au初のAndroidスマートブック「IS01」。販売台数、約5万台へ

KDDIが6月30日に発売したau向けAndroidスマートブック「IS01」の販売台数が9月17日時点で約5万台に達していることがITmedia、ケータイ Watchなどの報道から明らかになっている。それらのサイトでの該当記事の本題は9月17日に発表されたIS01におけるメールアプリの不具合に関するものだが、対象台数を紹介するくだりの中で言及されている。発売から約2ヵ月半を掛けて5万台に達したセールスは、事前の予測と比較すると上々の結果と言えるかもしれない。

また、IS01とベースを同じくする、シャープがNTTドコモ向けに提供しているAndroidスマートフォン「LYNX(SH-10B)」の販売台数は9月8日時点で約7,000台だ。LYNXの発売日は7月23日なので、約1ヵ月半を掛けてその数字ということになる。

LYNXの台数はやや物足りないがIS01は思いのほか健闘している。とはいえ、ドコモにはHT-03A、Xperiaと2台のAndroidスマートフォンが存在していたことから、LYNXは登場時から分が悪い状況にある。一方のIS01はauでは唯一のAndroid端末だった。

なお、KDDIは今秋、ストレートタイプのオーソドックスなスタイルを持つAndroidスマートフォンをリリースする予定だ。この計画は3月下旬のIS01の発表時にすでに明かされていた。当初から2台目需要をターゲットとした端末として紹介されていたIS01だけに、爆発的なセールス記録を残すことは期待されていなかった。しかし、逆に2台目需要端末として5万台を捌いた点は、素晴らしい結果に見える。

現在は不具合発生により販売停止になっているが、再開後にはもう少しセールスが上積みされるかもしれない。

【情報元、参考リンク】
ITmedia/シャープ製「SH-10B」と「IS01」にメール誤送信の不具合――販売停止へ
ケータイ Watch/シャープ製「IS01」「LYNX SH-10B」に不具合、販売見合わせ

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