【島田純のMobile×Travel】第91回:世界で繋がるクラウドSIM採用のモバイルWi-Fiルータ「GLOCAL NET」を使ってみる!

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日本を含む世界111か国でのデータ通信に対応するモバイルWi-Fiルータ「GLOCAL NET」をお借りして台湾で使ってみました。今回はそのレポートをお届けします。

<▲図:GLOCAL NETを台湾で使う>

●GLOCAL NETはどんなサービス?

最初にGLOCAL NETのサービス内容を説明します。GLOCAL NETはSIMカード不要のモバイルWi-Fiルータ及びそのサービスで、本体代金は24,000円(税別、以下同)です。SIMカード不要で、電源を入れるだけで世界111か国で通信することができます。SIMカードのデータはクラウドサーバから読み込む仕様になっているため、SIMカード不要で大丈夫なのです(※後述しますがSIMカードスロットがあるので、SIMカードを使うこともできます)。

本体代金は一括払いで、通信費は月額基本料金が400円(初月無料)です。契約期間は24カ月に設定されており、途中解約すると12カ月未満で9,800円、13カ月〜24カ月未満では4,900円の解除料が発生します。

日本国内でのデータ通信は3GB/月が月額1,000円から。月間のデータ通信量にあわせたプランのほか、1日1GBまで700円の1日プランが用意されています。月間のデータ通信量にあわせたプランでは、携帯電話会社と同様にデータ通信料は定額制で、1日プランではデータ通信を行った日のみ料金が発生します。

<▲図:GLOCAL NET、日本国内向け料金>

海外でのデータ通信料は1日単位で、国内の1日プランと同様にデータ通信料が発生するのはデータ通信を利用した日のみ。データ通信料は、利用するエリアに関わらず全てグリニッジ標準時の00:00〜23:59を1日として計算されます。グリニッジ標準時と日本時間の時差は9時間となっているため、日本時間では09:00〜翌日08:59までが、GLOCAL NETにおける「1日」となる点に注意が必要です。

海外でのデータ通信料金は、利用するエリアに関係無く一律で500MBプランが1,200円(非課税)、300MBプランが800円、プランは予めどちらか一方のプラン選んでおく必要があります。プラン変更はメールや電話などで受付されており、毎月25日までに変更申込みすると、翌月より変更が適用されます。

GLOCAL NETは、全世界111か国でのデータ通信に対応していますが、前述したように、物理的なSIMカードは本体に内蔵されておらず、同社が「クラウドSIM」と呼ぶV SIMが採用されています。

<▲図:クラウドSIM(V SIM)によって世界各地でデータ通信に対応>

特定の通信事業者のSIMカードを挿してサービスを利用すると、その通信事業者の提供するエリアでのみ利用可能となることが一般的(ローミング時などを除く)ですが、GLOCAL NETでは最適な通信事業者のネットワークを自動的に選択してデータ通信を行っています。日本国内を例にすると、ドコモおよびソフトバンクのネットワークを適宜選択してデータ通信が行われています。

「クラウドSIM」のほか、通常のSIMカードスロットも備えているため、プリペイドSIMカードなどを購入し、GLOCAL MEにSIMカードを挿入して利用することも可能です。対応しているSIMカードスロットはmicroSIM * 2。

<▲図:通常のSIMカードを入れてのデータ通信も利用できる>


●「電源を入れれば繋がる」という安心感、レンタル&返却の手間不要

GLOCAL NETは、対応する世界111のエリア内で電源をONにすると、特に難しい操作や申込みなど不要で現地でのデータ通信が利用できるようになるため「電源を入れれば世界中、大抵どこでも使えるデータ通信手段」としては絶大な安心感があります。

細かな点ではありますが、SSIDとパスワードがGLOCAL NETの本体トップに常時表示できる点も、Wi-Fi接続設定に必要な情報がカンタンに確認できるという点で安心感があります。

渡航先が変わっても特別な手続無しにデータ通信を利用することができるため、例えば現地で待ち合わせをする知人・友人・仕事関連のスタッフなどに連絡を取る際にも、飛行機であれば空港に着陸してすぐ(厳密には航空会社や国の規定によって異なります)に、細かい点を気にせずにデータ通信を使うことができるようになります。

<▲図:機内を出る前にデータ通信が利用可能に
(国・航空会社の安全規定に問題が無ければ)>

海外渡航時にモバイルWi-Fiルータをレンタルするのと比較すると、GLOCAL NETは一度購入&契約しておけばその都度レンタルの申込みおよび返却手続が不要となっている点や、渡航先にあわせた特別な準備(渡航先の申請やパッケージの申込み)などが不要となっていることで、とにかく「お手軽」という点が大きなメリットです。

<▲図:モバイルWi-Fiルータのレンタル・返却手続は時間がかかること>


●実際に使ってみて戸惑った点

実際に台湾でGLOCAL NETを使ってみると、いくつかの点で戸惑いを感じることがありました。

一つ目は、台湾時間、日本時間のどちらで日付が変わっても端末上のデータ通信量がリセットされることがなく、「あれ? データ通信量って毎日リセットされないんだっけ?」と疑問に思いましたが、これは、もともとGLOCAL NETサービスにおける「1日」が、グリニッジ標準時を基準とした「1日」になっているためで、日本時間で9時を過ぎるとデータ通信量がリセットされました。

「GLOCAL NETにおける1日は、グリニッジ標準時をベースにしている」ということを認識していれば特に問題無いとも言えるのですが、「日本では毎朝9時がベース」と記憶することができても、行き慣れない都市での滞在や、時差のある複数の都市を跨いで移動するケースなどには注意が必要です。

二つ目として、海外で規定のデータ通信量(1日あたり300MBまたは500MB)を消費すると、その後は(グリニッジ標準時基準で)日付が変更されるまで通信速度制限の対象となり、高額請求が発生しない代わりに「高速通信料をチャージして追加購入」などの対応は行えなくなっているので、データ通信の使い過ぎには注意しましょう。

【情報元、参考リンク】
GLOCALNET|クラウドWiFiで全世界111ヶ国利用可能。SIM不要でスイッチいれるだけ!


記事執筆者プロフィール
島田純
ブロガー/フリーライター
Twitter:@shimajiro、ブログ:shimajiro@mobiler

ブログとモバイルと旅が好きなフリーランスのブロガー/ライター。
モバイルWi-Fiルータやデータ通信関連が得意です。

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