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ドコモ、多言語に対応した緊急速報「エリアメール」の試作アプリを開発。端末の言語設定に応じた言語でメッセージ表示、音声ガイダンスを再生

NTTドコモ(以下、ドコモ)は10日、気象庁が配信する緊急地震速報及び津波警報について、外国人を含めたより多くの方に情報を分かりやすく伝えられるよう、他の言語にも対応した緊急速報「エリアメール」の試作アプリを開発したと発表した。

英語でのメッセージ表示。左が緊急地震速報、右が津波警報

このアプリは、緊急地震速報と津波警報について、英語、中国語、韓国語、スペイン語、ポルトガル語の計5カ国語に対応し、端末の言語設定に応じた言語で受信メッセージの表示と音声ガイダンスの再生が行われるようになっている。

例えば、音声ガイダンスについては、英語設定の場合、緊急地震速報を受信すると「ブィッ・ブィッ・ブィッ『Earthquake』」と再生され、津波警報では「ティロリロリン『Tsunami』」と再生される。

5カ国語に対応することで、外国人の方でもスムースに緊急地震速報や津波警報を理解し、避難などの対策をとることが可能になるものと期待される。

今回の試作アプリの開発は、総合科学技術・イノベーション会議における戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)の課題の一つである「レジリエントな防災・減災機能の強化」の研究開発計画として取り組まれたものだということだ。

なお、現時点では一般公開はされておらず、実用化に向けた開発に引き続き取り組むということだ。早期リリースが期待される。

【情報元、参考リンク】
NTTドコモ/プレスリリース

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