Acer、Androidスマートフォン2機種「beTouch E120」と「beTouch E130」を発表

GAPSIS編集部 2010年6月16日

台湾Acerは15日、Androidを搭載したスマートフォン「beTouch E120」と「beTouch E130」の詳細を発表した。端末の存在自体はすでに公表されていたが、スペック詳細及び発売時期が今回明らかにされた。発表されたE120、E130に搭載されるAndroidのバージョンは共に1.6。最近の各社の新製品の中では埋もれる可能性が考えられるが、E130に関しては他者との差別化が図られている。正面画像を見れば明らかなように、Research In Motion（RIM）のBlackBerryなどの端末とほぼ同じスタイルを採用した。Android端末の多くは物理キーボードを持たないストレートタイプかスライド式キーボード搭載タイプの2種類に大別できるため、このタイプは珍しい。

この手の端末はキータッチの感触が実使用上重要になるが、それは実物を確かめてみないことにはわからない。それでもこのようなAndroid端末を望んでいるユーザーには魅力ある一品になるかもしれない。

一方のE120はオーソドックスなストレートタイプ。より一般的なスタイルが踏襲されている。だが、E120に関しては特筆すべき特徴がなく、数多くの端末が乱立するAndroidの激しい市場で戦っていくには厳しいかもしれない。それでも、両端末の価格はおそらく安価になると予想される。

発売はE120が7月中旬、E130が8月の予定。価格は未定。

主なスペックは次の通り。

beTouch E120