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バルミューダが携帯電話端末事業から撤退。BALMUDA Phoneの販売・サポートは継続

バルミューダは12日、携帯端末事業からの撤退を発表した。同社は2021年に同事業に参入し、第一弾となるAndroidスマートフォン「BALMUDA Phone」を同年11月リリース。BALMUDA PhoneはソフトバンクモデルとSIMフリーモデルが用意され、比較的幅広いチャネルで販売されたが、トラブルや初期の価格設定など様々な要因から好スタートとは言えない船出だった。

BALMUDA Phone
<▲図:「BALMUDA Phone」>

厳しいスタートながらバルミューダは諦めず第二弾、第三弾の製品投入で巻き返しを目指してきたが、この度、携帯端末事業からの撤退に至ったことが明らかにされた。

後継機はリリースされないが、少なくともBALMUDA Phoneと関連アクセサリーの販売は今後も継続されるという。ソフトバンクショップ、バルミューダ各店舗、オンラインストア等で購入できる。変な話だが、新品を購入できる機会は今後急速に減っていくことが予想されるので、BALMUDA Phoneの購入を考えている方は早めに動く必要があるかもしれない。4.9インチと小さなディスプレイを搭載するスマートフォンの選択肢は非常に少なく、BALMUDA Phoneはサイズ的には希少だ。

また、ユーザーへのアフターサポートは継続される。

ソフトウェアアップデート関連については、定期的なセキュリティアップデートは2023年11月まで提供予定だが、その後も致命的な脆弱性が見つかった場合などは対応を検討するという。

修理についてはソフトバンクモデルもSIMフリーモデルも2026年9月30日までは受け付けられる。

今回の撤退発表に伴い生じるだろう疑問点のいくつかが下記ページに掲載されているので、BALMUDA Phoneのユーザーはチェックしておいた方が良いだろう。
バルミューダ/携帯端末事業に関するお知らせ

なお、今後同社は携帯端末事業で得た知見を他事業に活かしていくという。

情報元、参考リンク
バルミューダ/プレスリリース
ソフトバンクオンラインショップ

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