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Motorolaから日本オリジナルスマホ「moto g52j 5G」登場!FeliCa搭載、おサイフ主要アプリやマイナンバーカードの読取にも対応

モトローラ・モビリティ・ジャパンは18日、「FeliCa」対応のAndroidスマートフォン新製品「moto g52j 5G」を発表した。発売日は6月3日。moto g52j 5Gは普及価格帯のブランド「moto」シリーズの製品ということもあり、標準価格は39,800円(税込、以下同)と、同社が同時期にリリースするハイエンドスマートフォン「motorola edge 30 PRO」と比べると半額以下の価格設定となっている。もちろん高性能スマホのmotorola edge 30 PROには及ばない部分はありながら、おサイフケータイ対応など独自の魅力を備えている。

<▲画像:「moto g52j 5G」>

また、標準価格の時点で39,800円ということは「OCN モバイル ONE」や「IIJmio」のような格安SIM各社ではキャンペーンやMNP特典があれば2万円前後での購入も可能かもしれない。

moto g52j 5Gについて

moto g52j 5Gの概要

moto g52j 5Gは、製品名に入った「j」と「5G」が特徴をそのまま表している。

「j」から推測できるようにmoto g52j 5Gは日本オリジナルモデルのスマートフォン。モトローラの製品としては初めてFeliCa機能とIP68相当の防水・防塵の2つの機能を搭載している。日本市場での使いやすさを追求したモデルだ。

<▲画像:防水・防塵>

カラーバリエーションは「インクブラック」と「パールホワイト」の2色。モトローラの製品のカラーはシックなものが多い印象だが、パールホワイトは非常に明るい。今までの製品よりも広いユーザー層を見据えているのかもしれない。

<▲画像:「moto g52j 5G」の「パールホワイト」>

ディスプレイは約6.8インチ、2,460 x 1,080ドット、リフレッシュレート120Hz対応のIPS液晶で、本体サイズは約171 x 76.8 x 9.1mm、重さ約206g。重さはそれなりなので、手の小さい方にはやや大きく・重いかもしれない。これはmoto g52j 5Gに限った話ではなく、個人的にも200gを超える機種は単純に人を選ぶと思うので、似た重さ・サイズの機種を手に取って事前にイメージを掴んでおくほうがいいだろう。

OSはAndroid 11で、CPUは「Qualcomm Snapdragon 695 5G」、メモリは6GB、ストレージは128GB、microSDカードスロットも搭載し、最大1TBまでのカードに対応、Wi-FiはIEEE802.11a/b/g/n/ac準拠、Bluetooth 5.1、SIMカードはnanoSIMとeSIMのデュアルSIM対応、おサイフケータイ対応(FeliCa、NFC)、FMラジオ対応といった基本スペック。

Snapdragon 695 5Gにメモリ6GBということで、必要十分なパフォーマンスを出してくれるはずだ。

バッテリー容量は5,000mAhで、15Wでのターボパワーチャージ対応とされている。ただし、ACアダプターとUSBケーブルは付属しないので、別途モトローラの製品か他社の市販品を使うことになる。

生体認証は顔認証と指紋認証に対応する。

カメラは背面のアウトカメラが4つのピクセルを1つに組み合わせるクアッドピクセルテクノロジーを採用したマルチカメラ。約5,000万画素のメインカメラ、約800万画素の超広角 深度センサー、約200万画素のマクロカメラで構成している。また、前面のサブカメラは約1,300万画素。

おサイフケータイ対応に関しては、「モバイルSuica」「モバイルPASMO」「モバイルWAON」「nanaco」「iD」「QUICPay」「楽天Edy」のアプリは動作検証済みだという。加えて、「マイナンバーカード」と「運転免許証」の読み取りも対応し、ワクチン接種証明書アプリにも対応している。おサイフケータイに対応していてもマイナンバーカード対応が遅れている機種もあるので、この点は魅力だ。

また、「Googleアシスタント」を手軽に呼び出せる「Googleアシスタントキー」も搭載する。

<▲画像:「moto g52j 5G」(インクブラック)の外観(前面と側面)>

<▲画像:上面と下面(インクブラック)>



moto g52j 5Gのスペック

moto g52j 5Gの基本スペックは下表の通り。モバイル通信の対応周波数(バンド)も記載されている。なお、もちろんmoto g52j 5Gはどの販売チャネルで購入してもSIMフリーだ。

<▲画像:「moto g52j 5G」の基本スペック表>



moto g52j 5Gの販売チャネル

現在のところ、公式オンラインストア「MOTO STORE」、Amazon、国内のオンラインショップ、家電量販店、MVNO事業者他とされているが、Motorolaの他機種と基本的に同じだと考えると、下記の通りとなるだろう。ただし、各店で発売日は異なるかもしれないので、その点には注意して欲しい。

格安SIM

格安SIMは最初の発売日である6月3日以後に増える可能性もある。



通販、量販店


情報元、参考リンク
モトローラ/moto g52j 5G製品ページ
レノボ/プレスリリース
OCN モバイル ONE公式サイト
IIJmio公式サイト
ひかりTVショッピング

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