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au.comのメールアドレスが5月15日より利用可能に!変更せずにezweb.ne.jpの継続利用も可能

KDDI、沖縄セルラーは18日、かねてより予告していた「au.com」ドメインのメールアドレスの提供を5月15日より開始すると発表した。従来の「ezweb.ne.jp」ドメインよりもau.comドメインの方がauブランドだと一目で分かるため、au.comドメインのメールアドレスへの変更を希望するユーザーも多いと思う。逆に変更したくない方はそのままでも構わない。

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また、au.comドメインのメールアドレスは「au ID」としても利用可能となるので、ドメイン変更を考えている方は忘れずにそちらも確認してほしい。

まずは説明がシンプルな新規ユーザーから見ていくと、5月15日9時以降、新規ユーザーはメールアドレスを取得する際、au.comドメインのメールアドレスを取得できる。

自動的にau.comドメインのアドレスが割り当てられるので、「xxx@au.com」の「xxx」の部分(ローカルパート)を変更したい場合には、メールアプリ内のEメールメニューまたはauサポートページからアクセスできる「Eメールアドレスの変更画面」から手続きを行えばいい。

一方、既存ユーザーの場合は、若干複雑な説明が必要になってくる。

今後もezweb.ne.jpのアドレスを継続利用したい方は継続利用できるし、au.comドメインのアドレスを取得しなくても構わない。しかし、au.comドメインに変更したい場合には手続きを行うことになる。変更にあたってはローカルパート、すなわち「xxx」の部分を変えなくても構わないし、変えてもいい。

現在ezweb.ne.jpドメインのアドレスで使用しているローカルパートについてはKDDIが無期限で保管してくれるので、第三者が勝手に同じローカルパートによるau.comドメインのアドレスを取得することはできない。現在「xxx@ezweb.ne.jp」というアドレスを使っていて、「xxx@au.com」への変更を行わなかったとしても、第三者が「xxx@au.com」というアドレスを取得することはできないので、慌てずに変更するかどうかを検討できる。

それでは、au.comのアドレスに変えた場合だが、旧アドレスに配信されるメールがどうなるのか気になると思う。

それについては心配不要で、新アドレスへ自動的に転送してくれる。例えば、通販サイトやメールマガジンなどでezweb.ne.jpのアドレスを登録していて、それらのサービスで新アドレスへの変更手続きを忘れていたとしても、auのサーバーで旧アドレスへのメールは全て新アドレスへ転送処理をしてくれる。

そのため、メールアドレスの変更は気軽に行っても構わないと思う。とはいえ、できればメールアドレスを登録している各種サービスにおいては一つ一つ新アドレスへの登録変更をしておく方がいいだろう。

また、旧アドレスから転送されてきたメールと、新アドレスへ直接配信されてきたメールの区別もつくようになっている。旧アドレス宛に配信され、新アドレスへ転送されてきたメールの件名には「[ezweb-tensou]」という文字列が挿入されるので、その文字列の有無で判別できる。


次にau IDだが、5月15日以降、au.comドメインのアドレスをau IDログイン認証のIDとして使うことができるようになる。

これはau.comドメインのメールアドレスに変更する手続きの中で設定できる。下に掲載した画像のような画面が手続きの中で表示されるので、しっかり見ておき、au IDとして使いたい場合には設定しておこう。

<▲図:au IDでau.comドメインのアドレスを使いたい場合の設定画面>

【情報元、参考リンク】
KDDI/プレスリリース

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