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ソニー、SoftBank向けに最新フラッグシップスマホXperia XZを発売へ

ソニーモバイルコミュニケーションズ(以下、ソニーモバイル)とソフトバンクは12日、9月にドイツで発表した「Xperia X」シリーズの最新フラッグシップモデル「Xperia XZ」をSoftBank向け製品として11月上旬以降に発売すると発表した。

<▲図:Xperia XZ>

なお、Xperia XZはソフトバンクグループのSBパートナーズが展開する「ANA Phone」の第一弾端末としても採用されている。また、Xperia XZはNTTドコモやau(KDDI/沖縄セルラー)向けにも提供されるものと考えられるが、現時点ではドコモ、auからの正式発表はされていない。

SoftBank向けに提供されるXperia XZのカラーバリエーションは4色で、ミネラルブラック、プラチナ、フォレストブルー、ディープピンク。ブラックとプラチナは性別・年齢問わず使える無難なカラーで、ブルーとピンクはそれぞれ男性・女性を意識したカラーとなり、バランスが取れた構成だ。

なお、今秋ドイツで発表された新製品にはXperia XZのほか、「Xperia X Compact」もあるが、後日発表という可能性もあるが、おそらくSoftBank向けには提供されないのだろう。

Xperiaシリーズは毎回、カメラ機能で注目すべき進化があるが、このXperia XZもそうだ。

今回は、コントラストと位相差を併用したハイブリッドオートフォーカスに加えて、低照度環境、要するに暗い場所に強みをもつレーザーオートフォーカスも搭載している。状況に応じていずれかのフォーカスが使われる形だが、この仕組みによって様々なシーンで、高速かつ正確性の高いオートフォーカスが期待できる。また、先読みオートフォーカスによって、ペットなど、動きのある被写体についても追随性に優れたフォーカスが可能だ。

そして、「RGBC-IRセンサー」によって、様々な光源環境において忠実な色再現を可能にする。

さらに、5軸手ブレ補正を採用したことで、歩きながらの動画撮影などにも強くなった。安定して、見やすい動画を手軽に撮影できる。

ボディのデザイン面では、背面パネルに高輝度、高純度のメタル素材「ALKALEIDO(アルカレイド)」を採用している。

バッテリー及び充電関係では、Qnovo社と共同開発した充電最適化技術に加え、ユーザーの使用環境に応じて出力調整をしつつ充電する「いたわり充電」を搭載する。急速充電に関しては「Quick Charge 3.0」に対応する。充電端子はUSB Type-Cを採用。

オーディオ面ではハイレゾ対応、デジタルノイズキャンセリング対応を継続し、指紋認証センサーも継続採用、防水・防塵仕様でもあり、USB端子はキャップなしで防水に対応している。

ハードウェアの主な仕様を確認していこう。

OSはAndroid 6.0、ディスプレイはやく5.2インチのトリルミナスディスプレイ for mobileで、解像度はフルHD。プロセッサはQualcomm MSM8996クアッドコアで、メモリは3GB RAM、32GB ROM、ネットワークで下り最大350Mbpsに対応する点も特徴で、Wi-FiはIEEE802.11a/b/g/n/ac準拠。

ワンセグ/フルセグ、おサイフケータイなどにも対応する。

【情報元、参考リンク】
ソフトバンクオンラインショップ
ソニーモバイル/プレスリリース

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