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自宅のau電波を改善できるフェムトセル(小型基地局)をフレッツ 光ネクストのユーザーも利用可能に

KDDIは30日、自宅におけるauの電波を改善できる宅内用の小型基地局「auフェムトセル」を利用できる固定回線に「フレッツ 光ネクスト」(NTT東日本・西日本)を追加したと発表した。


auフェムトセルは、自宅の固定回線と接続し、その回線を経由して、一部屋程度の範囲にau携帯電話の通話及びデータ通信のエリアを形成する装置。VoLTEに対応した現在のフェムトセルのサイズは約143×220×32mmで、重さは約400g。小型軽量なので、ホームルーターなどと同じような感覚で部屋に設置できる。

<▲図:auフェムトセル概要図(クリックして拡大)>

具体的にどのような場合に利用するのかといえば、携帯電話基地局からの電波が届きにくい家、マンションの高層階などで、au携帯電話の電波が弱いと思われる場合だ。そうした場所でも、固定回線を経由する小規模エリアをauフェムトセルで構築することで、au携帯電話が利用しやすくなる。

auフェムトセルの利用料金は無料。

そのフェムトセルの対象固定回線に今回、フレッツ 光ネクストが加わったことで、とても多くのユーザーがauフェムトセルへの申し込みができるようになったはずだ。

自宅でau携帯電話で通話できない、とか途切れる、繋がりにくいといった問題が度々起きる方は、電波状況の調査を行ってくれる「電波サポート24」に申し込むと、24時間以内に訪問日の調整が行われ、スタッフが自宅へ訪問し、電波調査を行う。そして、フェムトセル等の電波改善装置の設置が必要と考えられ、設置可能な場合に設置する。

【情報元、参考リンク】
KDDI/プレスリリース

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