Androidニュース&アプリ情報メディア

【端末レビュー】Amazonのタブレット Kindle Fire HDX 第1回:そもそもKindle Fireって何?~概要、パッケージ、本体など

Amazon.co.jpは28日、タブレット「Kindle Fire」シリーズの最新モデル「Kindle Fire HDX」と「Kindle Fire HDX 8.9」を日本国内で発売する。このKindle Fire HDXシリーズについて、何回かに分けて紹介していきたい。

Kindle Fire HDX


≪Kindle Fireって何?≫

まずは、Amazonが展開する「Kindle」シリーズの概要からだが、現在のKindleシリーズは主に2系統に分かれている。「Kindle paperwhite」とKindle Fireシリーズだ。Kindle paperwhiteは「Papwerwhiteディスプレイ」と名付けられた電子ペーパーディスプレイを採用した電子書籍専用端末。バックライトがなく紙に印字された文字のように表示されるディスプレイなので、目に優しく、明るい場所ではとても見やすい。

一方、Kindle Fireシリーズは、スマートフォンやタブレットで一般に使われているAndroidをベースとしたOS「Fire OS」を搭載したタブレットだ。Amazon流のカスタマイズが施されているものの、通知バーを始め、随所でAndroidらしい動きが残っているので、Androidスマートフォン・ユーザーにとっては取っつきやすい端末だろう。

このKindle FireシリーズのベースはAndroidなので、アプリを使って様々な機能を利用することができる。

さらに、ホーム画面を始めAmazonの各種サービスを利用しやすいようカスタマイズされているので、Amazonを日頃から利用している方や、今後サービスの利用を検討している方にとっては便利な端末となっている。特にAmazonでMP3ミュージックを購入している方や、新たに始まった動画配信サービス「Amazonインスタント・ビデオ」の利用を考えている方にはマストな端末といえるかもしれない。Amazonインスタント・ビデオでは映画やドラマ、アニメなどの動画をレンタル視聴したり、デジタル購入できる。しかも、HD解像度の作品を多数揃え、ドルビーデジタルプラスに対応するのでサウンドの迫力もある、というサービスだ。

Kindle Fire HDXのホーム画面

具体的にホーム画面には「お買い物」「ゲーム」「アプリ」「本」「ミュージック」「ビデオ」「ウェブ」「写真」「ドキュメント」のメニューが並び、これらの機能・サービスへすぐに移動できるようになっている。「本」はAmazon.co.jpで販売される電子書籍を購入したり、読むことができるコーナーで、「ミュージック」や「ビデオ」メニューからは音楽、動画を楽しめる。

ウェブでは「Silk」と名付けられたブラウザを使ってウェブサイトの閲覧が可能だ。

「Silk」ブラウザでウェブサイトの閲覧も可能。Flash Playerには非対応。

様々な機能・サービスを利用できるKindle Fireだが、注意すべき点もある。一般的なAndroidタブレットの場合は、Googleが運営する「Google Playストア」からアプリをダウンロード/インストールできるが、Kindle Fireの場合はGoogle Playストアは利用できない。代わりにAmazonが運営するアプリストアを利用してアプリを追加する。

FacebookやTwitterなどのSNS、Huluやニコニコ動画などの動画サービス、radiko.jpなどのラジオアプリなど、主要サービスのアプリやゲームなどはかなり揃っているが、数と種類に関してはGoogle Playストアには及ばないので、その点には注意したい。

次に、このKindle Fireシリーズにおける端末ラインナップだが、現在の主力モデルは4つ。

Kindle Fire HD、Kindle Fire HD 8.9、Kindle Fire HDX、Kindle Fire HDX 8.9だ。Kindle Fire HDシリーズは若干ハードウェアスペックが劣る廉価版で、Kindle Fire HDXはハイスペック版になる。そして、8.9の数字が付くモデルはディスプレイサイズが8.9インチとなっており、数字のないモデルは7インチだ。

購入の際は、スペック、画面サイズなど用途に合わせて確認しておきたい。


≪Kindle Fire HDX≫

今回、主にレビューをお届けしていくKindle Fire HDXの概要を確認しよう。

Kindle Fire HDXは内蔵ストレージ容量別に3モデルある。16GB、32GB、64GBだ。そしてネットワークについては3GやLTEには対応せず、Wi-Fi(無線LAN)のみとなっている。とはいえ、Wi-Fiの能力は高く、デュアルバンド/デュアルアンテナ(MIMO)となっており、繋がりやすく、途切れにくい。HD動画をストリーミング再生で視聴する機会の多くなりそうな端末だけにWi-Fi性能の高さは重要だろう。

ディスプレイサイズは約7インチで、解像度は1,920×1,200ドット。フルHD動画の視聴に十分な仕様だ。

プロセッサはクアッドコア2.2GHzで、本体サイズは約186×128×9.0mm、重さは約303g、ボディカラーはブラックのみ、カメラは前面にHDカメラを搭載するのみなどとなっている。そして、オーディオ面ではドルビーオーディオデュアルステレオスピーカーを搭載する。

バッテリーの駆動時間は最長11時間で、書籍のみの場合は最長17時間となる。

なお、GPSは非搭載だ。


≪パッケージ≫

パッケージにはKindle Fire HDX本体、Amazon 5W 電源アダプター、USB 充電ケーブル、スタートガイドが同梱されている。以下、写真でそれぞれ紹介していきたい。

パッケージ 


USBケーブル、電源アダプタ、ガイド、本体が入っている

電源アダプタは出力が5V、1A

コンセントプラグは折りたたんで収納可能 

USBケーブルはフルサイズの端子とmicroサイズの端子

 本体。前面上方にHDカメラを搭載する

背面は上方1.2cmほどは光沢あり。それ以外はマットな質感で滑りにくい

背面サイドにはボリュームキーと電源ボタンが左右に分けて配置されている 

Dolby オーディオデュアルステレオスピーカー

側面から背面にかけては斜めにカットされたような形状

片側にオーディオ端子、もう一方にmicroUSB端子


≪初期設定と主なメニュー、操作系≫

電源をオンにすると言語設定とネットワーク設定を促される。ネットワーク設定は後回しにすることもできるが、ビデオやミュージックなど各メニューをタップした際に、ネットワーク設定をして下さいというメッセージが表示される。また、通知バーを引き下ろせば(画面上から下に指をスワイプする)、端末の「設定」画面を表示できるので、そこからネットワーク設定に移動することも可能だ。

なぜか今回、言語設定を日本語にしても時刻設定が日本標準時になっていなかったので、後から「設定」→「端末」→「日付と時刻」から設定した。

 初期設定画面。言語設定とネットワーク(Wi-Fi)設定

端末の「設定」画面。ここから各種設定が可能。

あとはアカウント登録すれば各サービスを利用可能となる。

また、最初にホーム画面の使い方を説明するガイドが表示される。

ホーム画面は2段構成になっていて、よく使うコンテンツやアプリが横並びに表示される「スライダー」と「アプリ一覧」が上下2段に分けて表示されている。スライダーとアプリ一覧の切り替えは上下スワイプで可能だ。おそらくすぐに慣れると思う。

使い方ガイド


実際のホーム画面。縦表示にした場合 

横表示にした場合


もちろんAmazon.co.jpでの買い物もできる。右はAmazonストアを表示した画面


各画面では右端からスワイプすると、いつでも他のアプリに切り替えられる「クイックスイッチ」と呼ばれるメニューを表示できる。

アプリストアやビデオストア


他にも、「お買い物」や「アプリ」など、各メニューを最初に使うときに説明が必要そうなシーンであれば、ガイドが表示されるようになっているので、ガイドに従っていけば操作方法はすぐに覚えられるはずだ。ちなみに、紙のマニュアルはKindle Fire HDXには付属していない。マニュアルは端末の「ヘルプ」内に「ユーザーガイド」として確認可能となっている。

さらに細かい話は次回以降でしていきたいが、Kindle Fire HDXでは「ヘルプ」から「Amazonカスタマーサービス」への連絡がすぐにできるようになっている。Eメールもしくは電話でのお問い合わせについてガイドが表示されるので、この点については初心者には便利だろう。


今回は概要の紹介のみとなったが、機能、使い勝手、感想などの具体的なレビューは次回以降に紹介していきたい。また、純正のORIGAMIカバーも紹介する予定だ。


第1回第2回/※/番外編
※第3回目以降は今しばらくお待ちください。


【シリーズ記事】
第1回:そもそもKindle Fireって何?~概要、パッケージ、本体など
第2回:純正ORIGAMIカバーを動画と写真で徹底チェック! 縦横置き可能&音も強化!
番外編:8.9はiPad Airキラーか!?


下はAmazon.co.jpにおけるKindle Fire HDXシリーズの商品リンク。

  

  

読者&編集部コメント欄

この記事のコメント:0 件