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ソニー、NFCでワンタッチでスマホへ写真・動画を転送できるミラーレス一眼α「NEX-5T」を発表

ソニーは27日、αシリーズとして初めてNFC(近距離無線通信:Near Field Communication)を搭載したレンズ交換式デジタル一眼カメラ「NEX-5T」を発表した。

NEX-5T

NEX-5Tの発売日は9月13日で、ボディカラーはブラック、シルバー、ホワイトの3色が用意される。ボディ単体での市場想定価格は60,000円前後で、パワーズームレンズキットは75,000円前後、ダブルズームレンズキットは100,000円前後となっている。

パワーズームレンズキットには「E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS」が、ダブルズームレンズキットには「E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS」と「E 55-210mm F4.5-6.3 OSS」がパッケージされる。

NEX-5Tはスマートフォンとの連携機能が強力だ。NFCを搭載することで、スマートフォンやタブレットとのWi-Fi接続がワンタッチででき、写真・動画を手軽に転送できる。また、スマートフォンやタブレット側がNFCに非対応でも、Wi-Fi接続はできる。

さらに、Wi-Fi接続でスマートフォンからのリモコン操作も可能だ。スマートフォンやタブレットをカメラのリモコンとして使うことで、集合写真を撮影する際にとても便利だ。シャッターを切るだけでなく、手元のスマートフォンから露出調整なども可能だ。

また、NEX-5Tでは、好みに応じて様々なアプリをダウンロードできるサービス「PlayMemories Camera Apps」にも対応する。今回、新アプリ「レンズ補正」が追加されることに加え、「スマートリモコン」と「ダイレクトアップロード」の機能が向上し、より便利になっている。レンズ補正アプリでは、レンズの周辺光量、倍率色収差、歪曲収差の補正値をマニュアルで設定できる。

NEX-5Tのカメラ仕様に関して、センサーはAPS-CサイズのExmor APS HD CMOSイメージセンサーで有効画素数は約1610万画素。オートフォーカスに関しては、高速で動体への追従性にも優れている位相差検出方式AF(オートフォーカス)センサーと、合焦精度が高いコントラスト検出方式AFの2つを組み合わせた「ファストハイブリッドAF」機能を搭載している。

また、液晶モニターは3.0インチワイド液晶(ドット数は921600ドット)で、本体上方向に180度まで可動する。

ISO感度は静止画撮影時がISO100から25600で、AUTOでは100から3200、動画撮影時は100から6400相当で、AUTOでは100から3200。

本体サイズは約110.8×58.8×38.9mm、重さは本体のみで約218g
バッテリー及びメモリースティックPROデュオを含んだ場合で約276gとなっている。

【情報元、参考リンク】
ソニー/プレスリリース

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