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【取材レポート】「ASUS新世代デバイス発表会」に行ってきた! Fonepad ME371MGとTransAiO P1801について

4月19日にASUS JAPANが「新世代デバイス発表会」と題した発表会を開催したので、その時のレポートをお送りしたい。「新世代デバイス」という名前からして興味深いが、インテルの関係者が来るという情報もあり、なんとなくその製品の輪郭が予想できる気がしたが、発表されたデバイスは意外なものだった。

実を言えば、微妙に遅刻して会場に到着したのだが、席についたときにちょうどインテルの方が登壇し、ASUSの人が軽く挨拶をした後のようだった。インテルは執行役 技術本部 本部長の土岐英秋氏が登壇し、自社のプラットフォームの進化などの話をした後、スマートデバイス向けの低消費電力なATOM Z2420の紹介をして、我々はこの低消費電力なATOMで普及価格帯マーケット、新興市場マーケットを狙うという話などをして壇上から降りた。なんにしても、今回発表になるデバイスがこの低消費電力ATOMを搭載しているという前振りだ。

インテルの執行役員 技術本部 本部長 土岐英秋氏

インテルのスマートフォン向け製品ロードマップ

インテルのセッションのまとめ


≪発表された新デバイスとは?≫

続いてASUS JAPANでタブレットデバイスに関わる、同社のシステムビジネスグループ テクニカルプロダクトエンジニアの阿部直人氏が登場し、話をはじめた。

「スマートフォンは、名前には電話と入ってるものの、利用シーンを調査すると電話として使う利用率はあまり高くない。」(そもそも通話がメインならガラケー使い続けてるよな)とか、「現在の多くの先進ユーザーがスマートフォンとタブレットの両方を所持して持ち歩いており、これは重量的にも金銭的にも負担だ」というような話をした後に、新製品の紹介に移った。

そして、その新商品とは「Fonepad」(ME371MG)だった。

ASUS JAPANの阿部直人氏

スマートフォンの使われ方

ASUS Fonepad

Fonepadは7インチタブレット「Nexus 7」にモバイル通信機能と通話機能を追加したものと言えるモデルだ。背面に有効画素数約300万画素のカメラが搭載されているところも異なる。

そして、目には見えないが、駆動プロセッサはNexus 7の「Tegra 3」からインテルのZ2420(1.2GHz)+PowerVR SGX540に変わっている。そして、日本向け製品なので「PadFone 2」と同じく、モバイル通信は3Gにしか対応しない。

7インチ液晶搭載のボディは確かにギリギリ持ち運びに耐えるという感じだし、電話としてもギリギリ使えるだろう。後でタッチ&トライで触ってみたところ、ディスプレイ表示のクオリティもNexus 7よりも高い。コントラストが高くて表示が明るい印象だ。これはディスプレイ自体だけでなく、グラフィックチップの影響もあるのかもしれない。

阿部氏は、この通話可能な7インチタブレットがあれば、これ1台でスマホとタブレットの役割を果たせるので携帯機器の重量と購入コストを下げられると説明した。

ちなみにPadFone 2と同じくSIMフリーなので、使い方によっては運用コストも抑えることができそうだ。ちなみに本体価格は29,800円だ。

Fonepad 1台で全て解決!


≪謎のオールインワンPC≫

このFonepadに続き、もう1つ、新製品が紹介された。

阿部氏は、自分自身がNシリーズのノートパソコンを使っているものの、重いのであまり持ち運ばず、単なる省スペースパソコンと化しているという。そして、そういう人は多いのでは? という話を続け、新製品「TransAiO」(P1801)を発表した。これは、タブレットとPCになる省スペースな商品だ。

合体パソコン ASUS TransAiO

TransAiOはタブレットと、デスクトップパソコンの機能を持つベースであるPCステーションから構成されるオールインワンPCだ。これは極端に言ってしまえば、タブレットをディスプレイとして使う合体型パソコンだ。

TransAiOでは、AndroidとWindows 8を使うことができるのだが、Windows 8はベースユニットに本体がある。タブレットはリモートアクセスでWindows 8を使うクライアントということにもなる。このタブレットはマイクロソフトの「Surface」のようにスタンドを持ち、単体で立てることもできる。

そして、ベースユニットにはHDMI端子でPCディスプレイを接続して使うこともできる。かなりの変則的なユニットだ。ベースユニットのCPUはCore i7だ。

また、タブレットは約18.4インチというビッグサイズで、Tegra 3を搭載し、単体でAndroidタブレットとして使うこともできる。タブレットといってもパーソナルに使うのではなく、大画面を活かして皆で見ながら使うという使い方が想定されているのだろう。

なお、Windows 8モードで使うにはベースユニットとタブレットがWi-Fiで同じネットワークに接続されている必要がある。

TransAiOの店頭予想価格は159,800円だ。

2製品の価格。TransAiOは店頭予想価格が15万9800円。Fonepadは2万9800円。

TransAiOは下に掲載した海外モデルの動画で概要を掴めると思う。




≪タッチ&トライにインテルドロイド君が登場≫

発表会後には、タッチ&トライの時間となったが、ここでは「インテルドロイド」君も登場し、多くの人が一緒に写真を撮ったりして盛り上がった。なお、ここでの商品の説明には台湾の女性が多く参加していたが、みなさん日本語が流暢なのに驚かされた。

Fonepadの前面。ディスプレイ表示のクオリティはNexus 7を超えている。

Fonepadの背面

背面上部のカバーをはずしたところ。microSDとSIMをセットするスロットがある。

電話ができるのがFonepadの特徴

スタンドで自立できるTransAiOのタブレット部分。

HDMIでディスプレイと接続できるTransAio

ドロイド君も登場だ。

FonepadはMWC(Mobile World Congress 2013)にも出ていたのであまり驚かなかったが、TransAioにはなかなか驚かされた。斬新な製品なのでタッチ&トライでも多くの人が様々な質問をしていた。ASUSというのは意外な製品をリリースするメーカーだ。また、Fonepadによって日本国内にさらにSIMフリーの端末が増えたことになり、日本市場でも新しい風が強くなってきたのを感じる。

なお、各製品の詳しい仕様は下記リンク先のプレスリリースを参照してほしい。

(記事:一条真人

UPDATE
記事タイトルにおける製品名に誤字がありました。訂正してお詫び申し上げます。

【情報元、参考リンク】
ASUSプレスリリース

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