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ソフトバンク、高速データ通信サービス「SoftBank 4G」のスタートキャンペーンとスマホセット割の申込み受付期間を延長

101SI
ソフトバンクモバイルは17日、高速データ通信サービス「SoftBank 4G」向けのキャンペーン「4Gデータ通信スタートキャンペーン」と「スマホセット割」の申込み受付期間を7月31日まで延長すると発表した。

同社は2月24日より下り最大110Mbpsの高速データ通信サービス「SoftBank 4G」の提供を開始したが、それに合わせて2つの割引キャンペーンを開始していた。

通常であれば、料金プラン「4Gデータし放題フラット」は月額5,985円だが、「4Gデータ通信スタートキャンペーン」の期間中に申し込んだ場合は月額4,980円に割引される。この割引は適用期限が設定されていないため、ずっとこの価格のまま利用できるメリットがある。

さらに、スマートフォンやタブレットを利用しているユーザーの方向けの「スマホセット割」も提供されている。

この「スマホセット割」は、ソフトバンクのスマートフォンやタブレットをすでに利用している方が対象で、新たに「SoftBank 4G」の端末を購入・利用する場合にセット割引として「4Gデータし放題フラット」の月額が3,880円になる。この割引も適用期限がない。

しかも、通常は「SoftBank 4G」を利用する際に「4Gデータし放題フラット」とは別に、4Gデータ通信の基本料が月額525円発生するものの、「スマホセット割」の場合はこの額も無料になる。

ソフトバンクは、この2つのキャンペーンの申込み受付期間を当初の4月30日から7月31日まで延長する。

「SoftBank 4G」では現在のところセイコーインスツル製のモバイルWi-Fiルーター「ULTRA WiFi 4G SoftBank 101SI」のみがラインナップされている。101SIでは下り最大110Mbpsではなく、下り最大76Mbpsでの利用となる。ただし、「ULTRA SPEED」にも対応しているので、「SoftBank 4G」のエリア外でも通信が可能だ。

なお、「SoftBank 4G」への加入に関して考慮しておきたい点がある。

ソフトバンクは今秋以降を目途にFDD-LTE方式の高速通信サービスを開始する。これはNTTドコモの「Xi(クロッシィ)」やイー・アクセスの「EMOBILE LTE」と同方式の通信サービスで、3G回線と比べると高速なデータ通信が利用できる。ソフトバンクの提供するFDD-LTE方式のデータ通信サービスの当面の下り最大速度は37.5Mbpsになる見込みなので、理論値の比較では「SoftBank 4G」の方が上だが、実際の実効速度でどうなるのかは現時点では不透明だ。

急ぎではない場合、さらに2年契約することを考えると、FDD-LTE方式のサービスを待つという選択肢もある。

この点も踏まえて検討したいところだ。

【情報元、参考リンク】
ソフトバンクモバイル/プレスリリース
GAPSIS/ソフトバンク、FDD-LTE方式の高速データ通信サービスも提供へ。月額5985円の予定

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