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NVIDIA、SCEと協力し、Tegra 2搭載スマートフォン/タブレットでPlayStation Suiteのゲームを対応可能へ

NVIDIA Tegra Zone.
米NVIDIAがソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)と協力し、同社のモバイル向けデュアルコアチップ「Tegra 2」を搭載したスマートフォンやタブレット端末などで「PlayStation Suite」対応のゲームアプリが動作するように準備を進めていることが明らかになっている。

PlayStation SuiteはSCEが運営・提供する新しいゲームプラットフォームで、Android OS上で動作する。PlayStation Suiteオリジナルタイトルの提供のほか、コンシューマゲーム機「PlayStation(プレイステーション)」(初代プレイステーション)の有力タイトルの移植作の配信も予定されている。

PlayStation Suiteのアプリを利用できる端末かどうかを判断する目安としてSCEは「PlayStation Certified」という機器認定制度も設ける。PlayStation Certifiedの認証を受けた端末であればPlayStation Suiteのアプリを楽しむことが可能となる。その第一弾端末はソニー・エリクソン製スマートフォン「Xperia Play」だ。

なお、Tegra 2向けのPlayStation Suiteタイトルの提供は、NVIDIAが運営するTegra 2向けゲームアプリ・ポータル「NVIDIA Tegra Zone」でも配信される見込み。NVIDIA Tegra Zoneはネイティブアプリの形で提供されているものの、完全なアプリマーケットではなく、紹介レベルに留まっている。Android Market上で配信されているTegra 2向けに調整されたゲームアプリをリストアップし、レビュー、コメント、レビューサイトへのリンクなどが網羅されている。

とはいえ、リリース形態など詳細は現時点では不明で、実現時期も年内の予定と、まだ不透明。

また、SCEが開発を進めている携帯ゲーム機「NGP」もPlayStation Suiteをサポートする。

【情報元、参考リンク】
TechnoBuddalo/Playstation Suite Bringing Games to NVIDIA Phones and Tablets This Year

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