スマートフォン向けアプリにも関わらず、なぜ店舗への問い合わせが必要かというと、ノートン モバイル セキュリティは家電量販店の店頭でパッケージ販売されるものだからだ。Android向けアプリで店頭販売される例は今回が国内初となる。パッケージにはアプリのダウンロード先URLが記載されており、そのURLから実際にファイルをダウンロード/インストールする。パッケージにはアプリをアクティブ化する専用コードも記されている。
想定実売価格は2,980円（1年版）で、対応機種はNTTドコモとソフトバンクモバイルが販売するAndroid搭載モデル。動作要件はAndroid 2.0、2.1もしくは2.2。
Android向けセキュリティアプリはセキュリティソフトウェア・ベンダー各社から続々とリリースされ始めているが、業界大手のシマンテックからノートン・シリーズが提供されるのは大きな話題。ノートン モバイル セキュリティにはマルウェア（悪意のあるソフトウェア）をスキャン・削除する機能が備わっており、端末及びユーザー・データを守ることができる。また、端末の盗難・紛失対策機能として「リモートロック」「リモート検索」「リモートワイプ」「SIMカードロック」なども利用できる。これらは遠隔で端末を操作してロックしたり、データを消去したり、端末がある場所をGPS機能を使って確認する機能など。
スキャン機能に関しては端末にダウンロードされる全てのアプリやファイルを自動的にチェックできる。さらに、特定の電話番号からの着信を拒否する機能や、SMSの遮断機能などもある。
【情報元、参考リンク】
シマンテック/ノートン モバイル セキュリティ
