レッドスター、開発者向けAndroidタブレット「ODROID-T2.2」と「ODROID-7」を発売へ。予約受付開始

GAPSIS編集部 2010年9月30日

株式会社レッドスターは、開発者向けのAndroidタブレット端末「ODROID-T2.2」の予約受付を29日より開始した。また、もう1つの新製品「ODOROID-7」の予約も10月31日より開始する。ODROID-T2.2が予約したユーザーの手元に届くのは10月31日以降になる予定で、予約による直接販売のみが入手手段となっている。ODROID-7については手元に届く日はまだ未定となっている。価格はどちらの製品も62,800円で、購入者には本体のほか、ハードウェアの回路図、システムのソースコードなども提供される。端末自体のスペックはT2.2が10.1インチのタッチパネルを搭載したタブレットで、7は7インチのディスプレイサイズになる。両端末ともOSにはAndroid 2.2を採用、加速度センサー、GPSなどの機能も備わっている。端末の開発メーカーはHardkernel社。

左：ODROID-T2.2、右：ODROID-7

レッドスターは2009年10月にODROIDを発表した後、複数のシリーズ機種を展開してきた。Androidベースの携帯型ゲーム機「ODROID-S」、10.1インチのタブレットであり「ODROID-T2.2」の前身モデルになる「ODROID-T」をリリースしている。

今回新たに発売される端末のスペックをそれぞれ紹介したい。以下の通りだ。また、動画も併せて掲載している。

ODROID-T2.2

OS：Android 2.2
CPU：Samsung S5PC110 Cortex-A8 1GHz with 512KB L2 cache
3Dアクセラレータ：SGX540 (up to 20M triangles/s and 1000M pixels/s)
メモリ：512MB Mobile DDR 400Mhz
Flashメモリ：NAND 512MB
外部メモリスロット：microSDスロット、SDHCスロット
ディプレイ：10.1インチ（解像度：1360×768）、静電容量式タッチパネル、LVDSインターフェイス
ビデオ：1080p/HDMI1.3 (H.264+AAC 基盤のMP4コンテナフォーマット)
ビデオ出力：ミニHDMIコネクタ（SPDIFオーディオ）
オーディオ：スピ－カー/マイクロフォン内蔵、3.5ミリオーディオ端子
I/O：USB 2.0 HS Device for ADB/Mass storage、UART/JTAG for development
DC端子：5V/2A
USB：USB 2.0 HS Host (スタンダードAタイプ端子)
Wi-Fi：IEEE802.11 b/g
Bluetooth：2.0 + EDR
センサー：3次元加速度センサー、USB接続GPSユニット、方位測定センサー
サイズ：275 ×155 × 18 mm
重さ：620g（バッテリー含む）
バッテリー：リチウムポリマー充電池（6000 mAh)
パッケージ内容：本体、システムファイル（MicroSDカード収録）、回路図/ソースコード（SDHCカード収録）、デバックボード、USB接続GPSユニット、USBケーブル、ACアダプタ