Dell初のAndroidスマートフォン「Aero」が北米で発売。価格は＄99.99

GAPSIS編集部 2010年8月25日

米大手コンピュータ機器メーカーDell初のAndroidスマートフォン「Aero」が現地時間24日に北米で発売になった。販売を担当する通信事業者はAT&T。価格は2年契約を締結した場合で99.99ドル。期間契約の縛り無しの場合で299.99ドル。

端末の主なスペックはAndroid 1.5搭載、3.5インチディスプレイ（解像度：640×360）、5メガピクセルカメラ、Wi-Fi、Bluetooth搭載、そしてCPUはMarvell 624MHz。OSのバージョンが1.5である点は残念な仕様だが、Dellは標準のAndroid 1.5に手を加え、カスタマイズを施している。これにより実使用上の使い勝手は悪くない、とされているようだ。当然UIも独自仕様。対応ネットワークはGSM/GPRS/EDGE (850/900/1800/1900 MHz)、UMTS/HSDPA (850/1900/2100 MHz)。

ライバルメーカーが北米で今夏投入中の新機種はAndroid 2.1、2.2の製品になる為、いまいちアピール・ポイントに欠ける印象だが、同社は今後もAndroid端末に力を入れていく姿勢を見せており、すでに複数のスマートフォンをリリースする予定が明らかになっている。「Dell Thunder」が今年第4四半期に発売される見込みで、「Dell Flash」と「Dell Smoke」も遠くない時期に登場する予定だ。