昨日の記事では7月21日前後にリリースされる可能性がありそうだと報じた米Amazonの電子書籍リーダーアプリ「Kindle for Android」だが、その後にAndroid Marketで実際に公開されたことが明らかになっている。アプリはAndroid Marketで「kindle」で検索すればヒットする。価格は無料。Android OSのバージョン要件は1.6以上。実際に使ってみたところ先日リリースされた電子書籍リーダー「kobo」に比べても非常に使いやすい。現在は書籍購入時はウェブブラウザに移動する形だが、今後のバージョンアップではその手間も改善される見込みで、最終的にはアプリ内で完結する予定だ。
現バージョンでもリーダーとして基本的な機能は網羅されている。
Table of Contentsからのページ移動、スライダーを表示させてのページ移動、左右フリックでのページめくり、背景色と文字色の設定変更、文字サイズの変更、画面の明るさの調整、ブックマーク機能など、日常使いに十分利用できるレベルだ。
現時点で不足している機能は先に述べたようにアプリ内で電子書籍の購入処理が完結しない点。現在のバージョンでは一旦ウェブブラウザに飛び、そこで購入処理をしてから再びアプリに戻ってくる形になる。とはいえ、この処理が不便かというと特にそういうこともないため、現バージョンでも十分に使える。
