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KDDI、2010年度の連結業績見通しを発表。スマートフォン戦略も明かす

KDDIは23日、2010年度(2011年3月期)の連結業績の見通しを発表した。営業利益は横ばい、固定通信事業の黒字化を見込んでいる。携帯電話事業はARPU減少により減益と予想。なお、2009年度(2010年3月期)の連結決算は営業収益が3兆4421億円、営業利益が4439億円だった。

具体的な今期の見通しは営業収益は0.1%減の3兆4400億円、営業利益は0.3%増の4450億円、経常利益は0.7%減の4,200億円、純利益は12.8%増の2,400億円としている。


携帯電話端末の販売台数は前期よりも40万台増の1060万台の見通し。

販売手数料の平均単価は前期から7,000円減となる29,000円に抑えるという。

また、KDDIは6月にau携帯電話のスマートフォン・シリーズ「IS01」「IS02」を発売する予定だが、IS01は2台目需要を考えた端末になっている。シリーズ第2弾ではメイン端末としての利用を想定したモデルが投入される予定だ。

ISシリーズの特徴には4つの項目が挙げられており、今後の新製品ではこれらの点がより盛り込まれる可能性が高い。

・日本のケータイユーザに合ったUI
・日本の定番機能を搭載
・auサービスにも対応
・日本向けアプリマーケットの展開

第2弾スマートフォンが好調なセールスを見せれば、KDDIの今期の業績も予想よりも上向く可能性がある。KDDIがどこまで魅力的な端末を用意できるのか注目したい。

 

 


情報元:KDDI/決算資料

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