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サムスン電子、Androidスマートフォン「Samsung Galaxy A(SHW-M100S)」を発売

Samsungは27日、Android OS 2.1を搭載したスマートフォン「Galaxy A(SHW-M100S)」を韓国で発売した。

SamsungのAndroid端末と言えば世界市場で大きな注目を集めている「Galaxy S」の発売が約1ヶ月後に迫っているが、韓国市場でリリースされる同社のAndroid端末はGalaxy Aが初となる。Galaxy Aのセールス記録は同社の描くGalaxyシリーズの今後の展開を占う上でも重要な指標になるだろう。

端末のスペックや機能は、フラッグシップ・モデルであるGalaxy Sとはやや異なる。純粋なハードウェア上のスペックはGalaxy Sよりも劣る。

例えば、Galaxy SのCPUは1GHzだが、Galaxy Aは720MHzだ。ディスプレイのサイズもGalaxy Sが4インチであるのに対してこちらは3.7インチとやや小さい。

機能的には、韓国のユーザーが携帯端末でテレビを視聴したり、ゲームをする機会が多いことに配慮した仕様が一部取り入れられている。具体的には地上波DMBやテレビ電話に対応しており、再生できるビデオフォーマットにはDivXも加わっている。

スペック的にGalaxy Sに劣るとはいっても、実用上気になるレベルではなさそうだ。特にディスプレイはSamsung端末のアピール・ポイントの一つになっている、アクティブマトリックス式の有機ELディスプレイが採用されている。太陽光下でも視認性がよく、とても明るく見やすい描画ができることが特徴とされている。

さらに、Samsungは韓国市場のユーザーがアプリを選定・入手しやすいように独自のストアも用意している。具体的にユーザーが選べる選択肢はGoogleのAndroid Market、Samsungの「Samsung Apps」、通信事業者「SK Telecom」の「T-Store」の3箇所となる。

SK TelecomのAndroidのCMはこちら。

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