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マイクロソフト、12日に自社ブランド新型スマートフォン(製造はシャープ)の詳細を発表予定

すでにご存知の方も多いと思うが、前日になったので確認の意味も込めてお伝えしたい。マイクロソフトは12日、自社ブランドの新型スマートフォンを発表する予定だ。コードネームは「プロジェクト・ピンク」。以前からピンクの噂はたびたび聞こえてきたが、ようやくお披露目されるようだ。マイクロソフトが米メディア関係者に12日の発表会の招待状を送付していることがウォール・ストリート・ジャーナル紙やロイター通信の報道から明らかになっている。

ピンクの販売を手がける通信事業者はベライゾン・ワイヤレスとなり、米国で夏以降に発売開始となる見込み。その後、海外での展開も予定されている。

端末のソフトウェア、ハードウェアの設計・開発はマイクロソフトが担当し、端末のブランドも「マイクロソフト」となる。ハードウェアの製造はシャープが担当するという。Google Android OS搭載スマートフォンにおける「Nexus One」のような位置づけの端末になるものと見られている。

しかし、実はそうとハッキリ言い切ることもできない。搭載OSが不透明だからだ。

GoogleのNexus Oneの場合はあくまでも他メーカーのAndroid端末と同じく、Android OSが搭載されているが、ピンクは少々事情が異なるようだ。本来であればWindows Mobile 6かWindows Phone 7の搭載が予想されるが、それとは別物のOSが採用されるとの噂だ。もちろん動くアプリも異なるという。類似OSとの噂もあるが、どこまで近いのかもわからない。

となると、Windows Phoneシリーズのフラグシップ・モデルという位置づけではなく、純粋に異なる新製品になるだろう。そもそも夏発売であれば、今年後半と噂されているWindows Phone 7の搭載も間に合わない。

一体どのような製品なのか、12日の発表を待ちたい。

ちなみに端末のターゲットは若年層向けと考えられているようだ。Windows Phone 7が30代、40代の仕事と家庭で充実した生活を送る方をターゲットとしているのとは対象的だ。

ウォール・ストリート・ジャーナルの該当動画は下。

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