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シャープの「RoBoHoN(ロボホン)」に開発者向けモデル登場!動きのプログラムやアプリ開発などができる

シャープは19日、モバイル型ロボット「RoBoHoN(ロボホン)」について開発者向けモデル「SR-X002」を用意し、3月2日に発売すると発表した。販売チャネルはロボホンの公式サイト。価格は238,000円(税抜)。

<▲図:開発者向けモデル「SR-X002」>

開発者向けモデルといっても法人限定ではなく、一般消費者も購入できる。付属のWindows用ソフトウェアでロボホンの「モーション(動き)」を作成できたり、ロボホンで動かすことができるアプリを作成することもできるので、ロボットやプログラミングの教材としての活用も想定されている。

この開発者モデルではWindows用のソフトウェア「Motion Works for ロボホン」が付属する。このソフトウェアでは、ロボホンに搭載されている各モーターの可動値や動作条件などを設定でき、モーションを自由に組むことができる。パソコンとロボホンを接続し、実際にモーションを確認しながら作業を進めることができる。さらに、専用のスマートフォン用アプリで実行させることもできる。

また、子供向けのビジュアルプログラミング言語「Scratch(スクラッチ)」を使ってロボホン用のアプリの開発ができる「スクラッチパック」も付属する。

なお、この開発者向けモデルではクラウドサービス「ココロプラン」への加入は不要なので、本体パッケージを購入すれば、他にはコストはかからない。ただし、通常モデルからカットされた機能もある。まずは「ロボホン」の「ホン」の部分にあたる電話機能が利用できない。さらにメール(メッセージ)機能も利用できない。すなわち、開発者向けモデルはロボットとしてのロボホンの機能を開発できる筐体ということになる。

もう一点の注意事項として、本機で作成したモーションは本機でしか利用できない。通常モデルでは動作しない。

開発者向けモデルの基本スペックは下記の通り。
  • OS:Android 5.0
  • CPU:Qualcomm Snapdragon 400クアッドコア1.2GHz
  • メモリ:RAMが2GB、ROMが16GB
  • ディスプレイ:2.0インチ QVGA
  • カメラ:約800万画素
  • プロジェクター:HD相当
  • Wi-Fi:IEEE802.11b/g/n
  • GPS:搭載
  • Bluetooth:4.0
  • センサー:9軸、照度センサー
  • バッテリー:1,700mAh
  • 身長/体重:約19.5cm/約390g
  • サーボモーター:13個

【情報元、参考リンク】
シャープ/プレスリリース

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