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デンソーウェーブが配送業向けに大画面堅牢Android端末「BHT-1600」を発表

デンソーウェーブは5日、同社では初となるAndroid 6.0を搭載したスマートフォンタイプのハンディターミナル「BHT-1600」を発表した。ベーシックモデルが6月9日に発売となり、プロテクタモデルが7月中旬に登場する予定。

<▲図:BHT-1600>

業務用端末へのAndroidの導入事例も多いが、BHT-1600はAndroid 6.0を採用し、4G LTEに対応するスマートフォンタイプ。そして、プロテクタモデルでは、IP67相当の耐粉塵・防滴、1.8m耐落下性能を持つ。

同社によれば、国内の運輸業界では、近年のネット通販の発展による物流量の増加に伴い、配送ドライバー一人あたりの業務量・労働時間が増加し、業務の効率化が大きな課題となっているという。これはヤマト運輸のここ最近の各種ニュースなどからも容易にわかる。


同社はこれまでにも配送ドライバー向けのハンディターミナルを開発・提供してきたが、BHT-1600はその経験を元に、効率的な配送ルートやタイムリーな再配達情報の通知をはじめとする、管理本部から配送ドライバーへの指示を迅速に伝達する端末が必要と考え、高い閲覧性と携帯性を両立したAndroid搭載端末をラインナップとして加えることにしたという。

BHT-1600では、女性ドライバーをはじめとする手の小さな人でも手軽にバーコード/QRコードの読み取りができるよう、本体側面のサイドトリガーだけでなく、画面をタッチすることで読み取り可能な「ソフトウェアトリガーキー」も用意している。


プロテクタモデルは堅牢なボディが魅力だが、一般市場でもau向けの「TORQUE」シリーズなどタフネスボディを売りの一つとするスマートフォンがあり、人気を博している。プロテクタモデルは粉塵、水滴、砂埃などに強いとし、さらには1.8mからの落下にも耐えられるよう設計されている。

法人向け端末だが、様々な分野でAndroid採用機種が増えているのはAndroidプラットフォーム全体として見ても嬉しい話題の一つだ。

【情報元、参考リンク】
デンソーウェーブ/BHT-1600製品ページ

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