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ドコモ、虹彩認証搭載タブレット「arrows Tab F-04H」を7月29日に発売へ

NTTドコモ(以下、ドコモ)と富士通は26日、タブレットとしては世界で初となる虹彩認証「Iris Passport」を搭載した製品「ドコモ タブレット arrows Tab F-04H」を29日に発売すると発表した。カラーバリエーションはブラックとホワイトの2色。


ディスプレイは約10.5インチサイズで、解像度が2,560×1,600ドットの有機EL。有機ELらしい発色の良いディスプレイで、映像を視聴する用途にもいい。

Iris Passportについては、arrowsのスマートフォンに搭載され、今回はタブレットにも採用された。画面の方を見るだけで虹彩によるロック解除ができるので、ちょうどいい向きや認証の癖になれると楽だ。虹彩認証の場合、手が濡れていたり、手袋をした状態だったり、画面を操作しにくいシーンでも関係なくロック解除できるので、普段からそういうシーンが多くある場合には特にマッチする。

また、1台のタブレットを複数のユーザーが個別の環境で使用できる「マルチユーザー」機能を利用できるので、例えば、家族それぞれが自分だけのホーム画面や文字サイズ設定等で同じarrows Tabを使用することができる。アプリやメールなども個別に管理できるので便利だ。最大で8ユーザーまで登録できる。

arrows Tab F-04Hは、防水・防塵に加えて、米国防総省の調達基準であるMIL規格の14項目に準拠した高い耐久性も魅力としている。タフな設計のため、アウトドアでの利用や、少々荒っぽい使用も問題なくできそうだ。

エッジ部に滑り止めになる柔らかい素材の「grip edge」が設けられているので、その部分を滑り止め代わりにしてタブレットを上手く立て掛けられるようにもなっている。完全にツルツルの製品だと滑ってしまって、ちょうどいい角度で上手く立て掛けられないこともあるが、arrow Tab F-04Hはちょっとしたgrip edgeながら、立て掛けやすい。

また、4段階の角度調節ができる卓上スタンドも同梱されている。

主なハードウェアの仕様は、OSがAndroid 6.0で、プロセッサはQualcomm MSM8992ヘキサコア(1.82GHz+1.44GHz)、メモリは3GB RAM、32GB ROMで、バッテリー容量は6,000mAh、ネットワークはLTEで下り最大262.5Mbps、上り最大50Mbpsに対応している。メインカメラは約810万画素で、サブカメラは約240万画素。ワンセグ、フルセグにも対応し、オーディオではハイレゾにも対応する。

ボディサイズは約175×266×6.8mmで、重さは約439g。

【情報元、参考リンク】
ドコモオンラインショップ/arrows Tab F-04H製品ページ
NTTドコモ/プレスリリース

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