【島田純のMobile×Travel】第12回：SIMロック解除したGALAXY S4を台湾のプリペイドSIMで使う - 中華電信編

GAPSIS編集部 2013年12月3日

台湾の携帯電話会社である中華電信のプリペイドSIMカードを、SIMロック解除したNTTドコモのスマートフォン「GALAXY S4」（SC-04E）で使用する方法をご紹介します。

■桃園国際空港第二ターミナルでSIMカードを購入

桃園国際空港第二ターミナルのカウンターでSIMカード購入

SIMカードは桃園国際空港の第二ターミナル内にある、中華電信の空港カウンターで購入することができます。

「Far Eastone編」、「台湾モバイル編」にてお伝えしたとおり、桃園国際空港の第二ターミナル内には、中華電信、台湾モバイル、Far EasToneの3つの携帯電話事業者のカウンターが並んでおり、ここで各社のプリペイドSIMを購入することができます。

中華電信のサービスガイド

中華電信のプラン紹介。滞在日数に合わせて、6つのプランが選択可能。

今回購入した中華電信のプリペイドSIMカードは500台湾ドル（約1,700円）で、インターネットが10日間定額利用可能、通話用の残高が100台湾ドル分利用可能なプラン（画像のプランE）にしました。

なお、中華電信の空港カウンターにあった料金プランは以下になります。

A. 3日定額：料金 300台湾ドルインターネット定額3日間／通話残高 100台湾ドル
B. 5日定額：料金 300台湾ドルインターネット定額5日間／通話残高 50台湾ドル
C. 5日定額：料金 500台湾ドルインターネット定額5日間／通話残高 300台湾ドル
D. 7日定額：料金 500台湾ドルインターネット定額7日間／通話残高 150台湾ドル
E. 10日定額：料金 500台湾ドルインターネット定額10日間／通話残高 100台湾ドル
F. 30日定額：料金 1,000台湾ドルインターネット定額30日間／通話残高 430台湾ドル

2013年10月現在、桃園国際空港で購入できる各社のプリペイドSIMカードの通信料金およびプランはほぼ横並びとなっています。

空港カウンターにて滞在する日数を告げると、その場で適切なプランを案内されるので、面倒な登録作業を自分で行う必要は無く、プラン登録が完了すると、その場ですぐにインターネットが定額で利用可能となるため、空港から市内やホテルへ移動する際にも地図を表示したり、SNSへの投稿を行うことができます。

■SIMロック解除したGALAXY S4で使用

中華電信のプラン紹介

SIMカードはiPhone 5sなどで使われているnanoSIMサイズのものも販売されており、SIMフリーのiPhone 5sなどを利用することも可能です。

SIMフリーのiPhone 5でも利用可能

今回申し込んだ中華電信のプリペイドSIMのインターネット定額は「プラン登録から10日間（240時間）」利用可能となっていました。

台湾でのプリペイドSIMカードの購入は、パスポート1枚につき1枚（一人につき一枚）までとなっており、同一のパスポートで既にSIMカードを購入している場合は、古いSIMカードが無効となります。

また、以前はSIMカードの購入にあたりパスポート以外にも運転免許証などの身分証が必要だったのですが、現在はパスポートのみで購入手続を行うことができるようになっているようです。

■APN設定情報

中華電信のインターネット接続に必要なAPN設定は以下になります。

APN：internet
ユーザ名：空白
パスワード：空白

中華電信のプリペイドSIMは、APNが正しく設定されていないと通信を行うことができませんが、GALAXY S4ではドコモ以外のSIMカードで利用している場合、テザリング時にAPNが変わらない仕様となっていますので、要するにGALAXY S4（SC-04E）ではテザリングの利用が可能でした。

テザリング通信も可能

「テザリング時のAPNが変わらない仕様」について、具体的な機種はドコモから公式なアナウンスがありませんが、2012年冬モデル以降の機種については、ドコモ以外のSIMカードを使用している場合にテザリング時のAPNが変わらない仕様となっている端末が多くなっています。

ただし、個別の機種や国での利用可否については、念のため現地に行かれた方のレポートなどを参照することをオススメします。

記事執筆者プロフィール

島田純
ブロガー／フリーライター
Twitter：@shimajiro、ブログ：shimajiro@mobiler

ブログとモバイルと旅が好きなフリーランスのブロガー／ライター。
モバイルWi-Fiルータやデータ通信関連が得意です。

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