ソニーは1日、スタンダードクラスのAndroidスマートフォンの新製品「Xperia 10 VIII」(エクスペリア テン マーク エイト)を発表した。通信事業者向けモデルとSIMフリーモデルが用意され、いずれも10月8日に発売となる。カラーバリエーションは「フロストグレー」「フローズンホワイト」「ミスティックライラック」の3色。

<▲画像:「Xperia 10 VIII」>

また、サンリオとのコラボレーションモデルとして「Xperia 10 VIII (XQ-GH44) ハローキティ コラボレーションモデル」もラインナップされる。ハローキティモデルはソニーストア限定販売(オンラインストア含む)となっている。

<▲画像:ハローキティ コラボレーションモデル>

通信事業者向け製品はNTTドコモ(以下、ドコモ)、au、ソフトバンクが取り扱う。

すでに各社で予約販売が開始済み。価格はオープンなので販売事業者によって異なるが、参考価格としてソニーストアでは99,000円(税込、以下同)となっている。

また、ソニーは発売記念キャンペーンとして人気漫画・アニメの「鬼滅の刃」のホーム画面・ロック画面壁紙や充電開始音に変更できる2種類の「Fan Sync」カードをプレゼントする企画を実施する。

<▲画像:「鬼滅の刃」デザインの「Fan Sync」カードとスマホ画面例>

さて、Xperia 10 VIIIの概要を見ていきたい。

Xperia 10 VIIIは、パッと見のデザインは前機種である「Xperia 10 VII」とほぼ同じ。Xperia 10シリーズは、「Xperia 10 VII」において「Xperia 10 VI」とはガラリとデザインコンセプトを変更し、特にリアカメラの並びが縦から横になった。

今回のXperia 10 VIIIもXperia 10 VIIと同様、リアカメラは横並びで、ほぼ同じ。カラーバリエーションもホワイト系、ブラック系は色合いなどは微妙に異なるが似ており、大きく異なるのはミスティックライラック。Xperia 10 VIIではもう少し濃い色のターコイズがラインナップされていた。ただし、リアパネルの素材は違う。半透明の層「トランスルーセントレイヤー」をデザインコンセプトとして、透ける軽やかな質感に変化した。

ボディサイズ、重さはXperia 10 VIIと同じ。

約153 x 72 x 8.3mm、約168g。ディスプレイも約6.1インチ、フルHD+(2,340 x 1,080)の有機EL、リフレッシュレートも最大120Hzで同じ。しかし、輝度については最大輝度が約50%向上している。

<▲画像:「Xperia 10 VIII」ではディスプレイの明るさが「Xperia 10 VII」から約50%向上>

バッテリー容量も5,000mAhで同じ。実はCPUも「Snapdragon 6 Gen 3」で同じだ。物理メモリも8GBで同じ、ストレージも128GBで同じ。ただし、Xperia 10 VIIIではストレージの一部を仮想メモリとして割り当てることができる。具体的には最大6GBまで使えるので、物理8GB+仮想6GBの計14GBメモリでの運用もできる。

また、実はカメラ構成も同じ。

フロントは約800万画素のシングルカメラ、リアは約5,000万画素のメインカメラと約1300万画素の超広角カメラの構成。

オーディオ面でのハイレゾ対応、ハイレゾワイヤレス対応(LDAC対応)、DSEE Ultimate搭載、360 Reality Audio対応なども共通。だが、スピーカーは全体音圧が約15%向上している。Wi-FiがIEEE802.11a/b/g/n/ac/ax準拠、Bluetoothが5.4なども同じだが、Bluetoothはより強い電波を送信できるようになったことで、安定性が増している。

全く新しい機能として「Point & Play」に対応している。これは何かというと、電源ボタンを2回押しすると起動するアプリランチャー機能。決済アプリなどをサッと使いたいときなどに便利。

<▲画像:「Point & Payメニュー」を搭載>

幾つかの点で進化しているものの、Xperia 10 VIIのユーザーが買い替える必要はあまりないと思う。一方、Xperia 10 VI以前のユーザー、他メーカーの製品で比較的古くなってきたスマホのユーザーであれば、機種変更候補として魅力があるだろう。

また、OSのバージョンアップは最大4回、セキュリティアップデートも6年間提供予定。この点もXperia 10 VIIからの大きな変化だった。

情報元、参考リンク
Xperia 10 VIII公式サイト
ドコモオンラインショップ
au
ソフトバンクオンラインショップ
ソニー/Amazonストアページ