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熊が通販などにも影響。日本郵便が熊の出没時などに対象地域で配達や集荷を一時見合わせ

日本郵便は5日、全国各地で熊が出没する事例が多発していることを受けて、社員の安全を守るための対応内容を発表した。

<▲画像:日本郵便>

具体的には、特定の状況下では一時的に集配業務(集荷・取集・配達)を見合わせるという。

特定の状況とは、熊の出没が確認され、自治体や警察等から立ち入り規制等の指示があった場合や、熊を目撃した場合など、集配業務の継続が困難と判断した場合。

常識的に考えても当然の話であり、安全が確保できるまで集配業務をできるわけはないだろう。

また、近隣に熊が出没している地域については、夕方以降(原則として17時以降)の二輪車による配達業務を見合わせるという。これについても安全を考慮すれば当然の措置だろう。

一方で対象地域の住民にとっては通販、フリマ、オークションなどの他、一般の郵便や宅配便の利用において思わぬ形で遅延が生じる可能性があるので注意したい。日本郵便も、今回の対応によって郵便物・ゆうパック等の配達について、希望した時間帯でのお届けができない場合や遅延が生じる可能性があると案内している。

もう一つ注意事項が案内されていて、場合によっては顧客の敷地内への駐車をお願いする場合があるという。それは、配達車両から配達先への移動時に熊との遭遇が懸念される場合で、安全のため配達先住民の敷地への車両の駐車を依頼する場合があるとのことだ。

さらに熊の出没状況次第では郵便局の窓口業務も一部見合わせる可能性があるという。

熊の出没が全国各地で連日起きていることで、思わぬ形で影響範囲が広がってきつつあるので、熊関連のニュースには注意しておいた方がいいだろう。

情報元、参考リンク
日本郵便/プレスリリース

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