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Nothingから「おサイフ」対応「CMF Phone 2 Pro」が登場!楽天モバイルなどで発売!IIJmioではMNPなら27800円から!

「Nothing Phone」シリーズなどで知られるNothingは24日、サブブランド「CMF」の最新スマートフォン「CMF Phone 2 Pro」を日本市場で発売した。CMF Phone 2 Proは、同社公式ストアなどの他、通信キャリアでは楽天モバイルが、格安SIMではIIJmioが取り扱う。

<▲画像:「CMF Phone 2 Pro」>

ただし、楽天モバイルではメモリ8GB、ストレージ256GBモデルだが、IIJmioではメモリ8GB、ストレージ128GBのモデルと、取り扱うモデルは異なっている。

価格は8GB/256GBモデルが47,800円(税込、以下同)、8GB/128GBモデルが42,800円だ。

しかし、IIJmioでは他社からの乗り換え(以下、MNP)の場合には「のりかえ価格」として27,800円で購入できる。楽天モバイルでもMNPで初めて楽天モバイルに加入する方の場合は最大16,000ポイントの「楽天ポイント」が還元されるため、実質的には31,900円で購入できるものと捉えることもでき、IIJmioと同等レベルの割引/還元率だ。

CMF Phone 2 Pro製品サイト
楽天モバイル/CMF Phone 2 Pro製品ページ
IIJmio公式サイト

さて、そのCMF Phone 2 Proだが、すでにグローバルでは発表済みのスマートフォンだが、そのまま日本市場に投入された訳ではなく、日本市場向けに若干のカスタマイズがされている。特に大きな特徴は「おサイフケータイ」に対応していることが挙げられる。

依然として海外メーカーのAndroidスマートフォンの場合は、おサイフケータイに非対応の機種もあるが、CMF Phone 2 Proはおサイフケータイ対応なので、安心して日本で使うことができるだろう。

Nothing Phoneというシリーズ及びNothingブランド自体は日本市場でも徐々に認知度を高めつつあると思うが、CMFに関してはまだまだだろう。

CMFは「Color」「Material」「Finish」の頭文字をとったもの。特にColorに関してはNothing Phoneシリーズよりも、明るくカラフルな印象を与える。

今回日本市場に投入されたCMF Phone 2 Proのカラーバリエーションはホワイト、ブラック、オレンジの3色だが、それぞれツートンカラーのデザインになっている。Nothing Phoneシリーズのメカニカルなデザインとは違い、ポップな感じだ。

<▲画像:「CMF Phone 2 Pro」のオレンジモデル>

CMF Phone 2 ProのOSはAndroid 15ベースの「Nothing OS 3.2」で、もちろんGoogle Playに対応している。また、OSは3年間のアップデート保証、セキュリティアップデートは6年間保証となっている。

ディスプレイは約6.77インチで解像度が2,392 x 1,080ピクセルの有機EL。いわゆるミドルレンジの端末だが、ディスプレイの性能は高く、最大輝度も3000nitと明るく、リフレッシュレートも120Hz対応となっている。

チップセットはMediaTek製の「Dimensity 7300 Pro 5G」。最近はMediaTekのDimensityを搭載するスマホが増えつつあると思うが、同社のミドルスペックのチップセットは十分に性能が高く、CMF Phone 2 Proも快適なパフォーマンスを見せてくれるだろう。

メモリは8GBだが、ストレージの一部を仮想メモリとして活用できる機能も持つ。仮想メモリに割り当てられるのは最大8GBなので、物理メモリ8GBと足して合計16GB構成での運用ができる。仮想メモリへの割り当て容量はユーザーが選択できるようになっていて、2GB、4GB、8GBが選択肢だ。もちろん無しでも構わない。

バッテリー容量は5,000mAhで、最大33Wでの急速充電に対応する。また、いくつかのスマートフォンで見られる外部充電機能も装備している。すなわち、CMF Phone 2 Proをモバイルバッテリー代わりにして、他の機器を充電できる。ただし、その時の出力は最大5Wだ。

モバイル通信ではGSM、3G、4G LTE、5G対応で、Wi-FiはWi-Fi6までサポートしている。Bluetoothは5.4対応だ。SIMカード対応はnanoSIMとeSIM。

これだけのスペックで4万円台というのは十分魅力的なコストパフォーマンスだ。

どこかで妥協しないことには低価格を実現することは不可能なはずだが、カメラも悪くない仕様となっている。

カメラはリアに3眼カメラを搭載している。約5000万画素のメインカメラ(広角カメラ)、約5000万画素の望遠カメラ、約800万画素の超広角カメラの構成だ。ただし、さすがに光学式手ブレ補正は搭載していない。電子式手ブレ補正のみ。フロントカメラは約1600万画素。

<▲画像:「CMF Phone 2 Pro」のリアカメラ>

結局、微妙な点はスピーカーくらいだ。スピーカーは、いまどきミドルレンジのAndroidスマートフォンでは珍しく、モノラルスピーカーとなっている。とはいえ、普段スマホで動画や音楽、ゲームを楽しむ際にイヤホン、ヘッドホンを使うのであれば気にする必要はないだろう。

CMF Phone 2 Proの本体サイズは約164 x 78 x 7.8mmで、質量は約185g。指紋認証センサーはディスプレイ内配置タイプ。

なお、CMF Phone 2 Proのパッケージには、クリアケース(透明)が付属しているので、このケースで構わない場合はスマホケースを別途購入する必要がないのも、懐に優しい。

情報元、参考リンク
CMF Phone 2 Pro製品サイト
楽天モバイル/CMF Phone 2 Pro製品ページ
IIJmio公式サイト
Amazon/CMF by Nothingストアページ

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