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<▲画像:「Duolingo Max」> |
今回、実際にDuolingo Maxを試したので簡単にレポートします。
Duolingo Maxのレビュー
Duolingo Maxの料金
まず、Duolingo Maxには年払いの「個人プラン」と「ファミリープラン(ファミリー割引)」、個人プランの月払いタイプとなる「月額プラン」が用意されていて、その料金(税込、以下同)は下記の通りです(※本記事執筆時点での価格です。変更の可能性もあるため最新の価格は公式サイト等をご確認ください)。- 個人プラン(年払い):年額22,800円
- 月額プラン(月払い):月額4,490円
- ファミリープラン(年払い):年額30,000円
個人プランの年払いは22,800円で、ひと月換算では1,900円のコストになります。一度に22,800円を支払うことを避けたい場合には月額プランとなりますが、月々のコストは2倍以上の月額4,490円なので、少々考え物です。ファミリープランはひと月あたり2,500円で、2~6人までのユーザーで機能と特典をシェアできます。
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<▲画像:「Duolingo Max」の料金プラン> |
従来からの有料プランである「Super Duolingo」と同様、Duolingo Maxにも2週間の無料トライアルが提供されています(※1週間、もしくは3日間の場合もあるようです)。期間中に解約すれば、コストを掛けずにDuolingo Maxを試すことができます。ただし、過去にSuper Duolingoの無料トライアルを試したことがある方がDuolingo Maxを試せるのかどうかまでは分かりません。なお、Super Duolingoの料金は個人プランが年額9,900円、月額プランが1,990円、ファミリープランが年額13,200円です。個人プランの月当たりのコストだと825円です。
また、Super DuolingoのユーザーがDuolingo Maxにアップグレードした場合、Super Duolingoの残り期間の料金は日割り計算され、返金されます。そのためDuolingo MaxとSuper Duolingoの料金が重複して課金される心配はありません。ここからは12月の追記内容ですが、実際、筆者の場合はSuper Duolingoの期間が約2カ月だったので7,757円が返金されました。ただ、一点注意事項があります。返金方法については加入方法によって異なるようです。iOS版アプリ、Android版、ウェブ版アプリとで、返金方法の詳細は異なるようなので注意してください。iOS版はApp Store、Android版はGoogle Playと、サブスクリプションを管理するストアが異なるため、返金方法もストアに応じたものになります。私はiOS版で加入しましたが、アップグレード後、数時間が経ってからAppleからSuper Duolingoの残期間分の払戻に関するメールが届きました。
Duolingo Maxの内容。Super Duolingoとの違い
それではDuolingo Maxの内容を見ていきましょう。Duolingo MaxはSuper Duolingoの内容を全てカバーした上で「リリーとビデオ通話」、「スマート解説」、「ロールプレイ」という新機能が利用できるようになっています。![]() |
<▲画像:「Super Duolingo」と「Duolingo Max」の違い> |
すなわち、Duolingo MaxとSuper Duolingoの違いは「リリーとビデオ通話」「スマート解説」「ロールプレイ」という3つのAI活用機能です。この3つの機能を利用したいのであればDuolingo Maxを選び、不要ならSuper Duolingoでいいしょう。
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<▲画像:「Duolingo Max」の特徴> |
また、3つの新機能は、2024年9月時点では、英語など一部のコースにしか対応していませんでしたが、その後の何度かのアップデートによって、多言語対応が進んでいます。日本語話者向け英語コースだけでなく、日本語話者向けスペイン語コース、同中国語コースなどでも利用できるようになっています。
Duolingo Maxの対応機種
Duolingo Maxへの加入手続きは2024年9月25日時点ではiOS版のアプリからしかできませんでしたが、2025年1月12日時点ではAndroid版のDuolingoアプリからの加入も可能となっています(※2025年1月19日追記:Duolingoから正式にAndroid対応を果たしたことが発表されました。こちらの記事を参照)。また、当初は「リリーとビデオ通話」において挙動に不安定さが見られましたが、2月頭あたりに行われたアップデートでほぼ解消されたように感じています。そして「リリーとビデオ通話」と「ロールプレイ」は、最終的には各言語コースにおいてセクション内ユニットにレッスンの一つとして配置されるのだと思いますが、その対応状況はコースによってマチマチで、日本語話者向け英語コースのように両方配置済みのものもあれば、日本語話者向けスペイン語コースのようにビデオ通話のみ配置済みだったり、両方配置されていないコースもあります。また、iOS版では配置されていてもAndroid版ではされていないなど、プラットフォームによる違いもあります。
とはいえ、ユニット内に配置されていなくとも、その言語コースが対応しているのであれば、ビデオ通話、ロールプレイ共にトレーニングメニューやDuolingo Maxのメニューからのアクセスはできます。
しかし、コースによって状況が違うので、先ほども書いたように、できれば無料トライアル期間中にしっかりと確認すべきです。また、Duolingoは高い頻度でアップデートを行っているので、早々に対応される可能性もあります。
スマート解説
「スマート解説」は、AIを活用し、各レッスンの問題に解説を自動生成してくれる機能です。Duolingoのレッスンは通常であれば正誤を問わず解説がありませんが、時には文法的な解説が欲しいこともあると思います。そうしたニーズに応えるのが「スマート解説」です。![]() |
<▲画像:「スマート解説」の表示例> |
特に答えを間違えたときには役立つでしょう。自動生成された解説とはいえ、意外とキチンとしており、さすがGPT-4という感じです。個人的には文法は文法で並行して別の教材で学ぶべきだと思いますが、「スマート解説」があれば、意外とDuolingoだけでも文法をある程度学べてしまえるかもしれない、と感じます。とはいえ、その問題の中で分からないものがあったときに確認する、という使い方が主かもしれません。
ロールプレイ
「ロールプレイ」は「日常生活」「旅行」などの大分類の下に「時間通りに空港に到着する」「ルームサービスを注文する」など細かなシチュエーションが用意され、想定された会話のシミュレーションを行うことができる、というものです。同種の機能は他のAI英会話アプリにもよく見られると思いますが、同じような感じです。シチュエーション数は多く、幅広いシーンをカバーしています。![]() |
<▲画像:「ロールプレイ」のシチュエーションの大分類一覧> |
Duolingoの通常のレッスンは基本的にサクサク進みますし、基本フレーズや単語を繰り返し徹底的に叩き込むスタイルとなっていますし、それを進めること自体にゲーム的な中毒性もあります。その一方で、腰を落ち着けて会話内容の一つ一つを吟味していくようなレッスンは無かったと思います。それを埋めるレッスンが「ロールプレイ」で、シチュエーション別の会話のキャッチボールを体験し、セッション後にそれを振り返り、間違いや、より良い表現を指摘してくれます。
実は当初、この「ロールプレイ」機能については他のAI英会話アプリでもよく見かける機能のため、軽視していました。
しかし、これはこれで非常に優れていることに後々気付きました。特に、初期では「トレーニング」メニューからしかプレイできなかった「ロールプレイ」ですが、その後、セクション内ユニットに配置されたことで考えが大きく変わりました。各ユニットの終盤に配置されているのですが、それまでにトレーニングしてきた内容の実践確認のような意味合いもあり、非常に有効なレッスンになっていると思います。
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<▲画像:「ロールプレイ」の例> |
リリーとビデオ通話
Duolingoの人気キャラクターの一人であるリリーとビデオ通話できる機能で、Duolingo Maxの新機能の中では恐らく最もPRされている機能だと思います。あたかも友人とビデオ通話しているかのようなデザインになっていて、リリーは会話中に口を動かしたり、表情を変えたりと、アニメーションします。![]() |
<▲画像:「リリーとビデオ通話」の利用例> |
当初は「ロールプレイ」機能と違い、コーチングは行われませんでしたが、2025年4月に行われたアップデートによって、まずはiOS版でコーチング機能が追加されました。会話内容を振り返りつつ、自分の発言についてコメントしてくれます。適切な表現だったかどうか、より自然で適切な表現があれば、それを教えてくれます。この機能の登場によって、「リリーとビデオ通話」の有用性が段違いに向上したと思います。それまでは単に自分の発言を正しく音声認識してもらえているかどうかの確認しかできませんでしたが、ついに、マンツーマンで応答のブラッシュアップができるようになりました。
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<▲画像:ビデオ通話での振り返りの際にコーチングが行われるようになった。右はスペイン語での例> |
ただ、残念ながら2025年5月13日時点ではAndroid版ではコーチングを利用できませんが、いずれアップデートで導入されるでしょう。楽しみに待ちたいところです。
話をレッスンの感じに移しましょう。このレッスンでは、本当に人とビデオ通話している感覚になります。
まずデザイン設計が素晴らしいんです。もし吹き出しに会話内容が文字として表示されると、目で見て読んでしまいますよね。本当に会話の力を磨くには、むしろ耳と口だけでトレーニングする方が瞬発力が養われて良いと思います。「リリーとビデオ通話」をプレイすると、筆者のように言語を学ぶ途中段階にあるユーザーであれば、最初は口から言葉が何も出ずに焦ると思います。しかし、後から気付きますが、どう考えても他のレッスンよりも、頭がフル回転していると思います。他のレッスンの何倍も必死になります。その時点での自分の言語能力から絞り出して、何とか会話を行おうとするでしょう。それが、実際の会話シーンでのスピーキング力の土台になると思いますし、根本的に会話での度胸付けにもなると思います。
実際の会話を模したリアル感は、他のAI会話アプリとは段違いだと思います。
また、A1レベルの場合、1回のセッション時間は短く、会話のキャッチボールを数回するとリリーは会話を止めて通話を切ってしまいます。あくまでもレッスンの種類の一つなので、せいぜい2、3分程度ですが、ちょうどよい長さです。
実は筆者は初稿では、会話時間が短すぎて、この機能を微妙なものだと判断しました。ところが、その後、何度も使ってみると、絶妙な設計になっていることに気付きました。それにA2レベルの場合は、リリーが話す内容も長く複雑なものにもなっていきますし、単に質問をしてくるのではなく、友達の話をしてきたり、プレイヤーのことや意見を聞いてきたりと、フリー会話に近いセッションになってきます。恐らくB1以上なら、もっと高度で複雑な会話になるのでしょう。
「リリーとビデオ通話」はDuolingo Maxのメニュー、もしくはトレーニングメニュー内からいつでも通話できますが、前述したように、各セクション・ユニットにも組み込まれています。当然、ユーザーが現在取り組んでいるセクションだけでなく、すでにクリア済みの過去のセクションにも配置されています。
各セクションに配置されたレッスンでは、そのユニットのテーマに応じた質問をリリーはしてきますし、簡単なレベルのユニットの場合には、もちろん簡単な内容です。そのため、プレイヤーの言語能力がどの段階であろうと、十分に会話のキャッチボールを行うことができるように設計されています。たどたどしいレベルだろうと、何かしら返答できると思います。従来であれば、各セクションのレッスンを進めながら、このように会話の実践トレーニングを行う機会はありませんでした。勿論、多少のスピーキング要素はありますが、リリーとの通話とは違います。
「リリーとビデオ通話」は各セクションに十分な数が配置されているので、かなりの頻度でスピーキングの実践トレーニングをしていくことになります。非常に優れたコンテンツだと思います。
また、前述したようにDuolingo Maxのメニュー内からいつでも通話することもできます。
リリーはユーザーとの会話内容を記憶していくので、会話の内容も徐々にユーザーに沿ったものになっていきます。そうなると、本当の友人との会話に近くなるかもしれません。
いずれにしろ、リリーとの会話はとても楽しいので、ぜひ無料トライアルででも体験してみることをお勧めします。
なお、これは後からの追記ですが、「リリーとビデオ通話」をやり始めると、学習に対するマインドが少し変化すると思います。Duolingoの通常レッスン内で、良いフレーズがあれば以前よりも覚えておこうという思いが強くなりますし、日常生活をしながら、これは英語で何て表現するんだろう?と考えて調べる機会も増えてきました。また、リリーが喋ったフレーズの中で便利そうなものがあれば、セッション後に何度か口に出して覚えておこうともし始めました。ビデオ通話を始める前は、それらも重要だとは思いつつも、自分にはまだ早いかなと思って、あまり取り組んではいませんでしたが、今は英語学習の範囲が拡張されてきた感じです。結局、AIだろうと会話をする、というのは重要だと痛感しています。実は、遊び感覚で始めたスペイン語コースにも「リリーとビデオ通話」はありますが、意外と最低限は受け答えできます。最低限というのは本当にイエス/ノーだけですが。これはこれで楽しいです。
また、前述したように2025年4月のアップデートでiOS版ではコーチングもされるようになりました。これが非常に有用です。それまでは、文法的に自分の返答が合っていたとしても、それが口語的に適切な表現かどうかを知る手段はなかったわけです。ところが、コーチング機能の導入によって、自分の発言の正誤を知ることに加え、より自然な表現が提案され、ブラッシュアップしていくことが可能になりました。ここまで来ると、コスト理由を除くと全てのユーザーに「Duolingo Max」を勧めます。ただ、今まで書いたようにコストは勿論、大きなポイントです。
Duoling Maxってどうなの?
料金が約2倍なので、必ずしもDuolingo MaxがSuper Duolingoよりも良いと言い切れる訳ではないと思うと初稿の時点では書きましたが、前述したように、今は異なる意見です。当初は「スマート解説」と「リリーとビデオ通話」をどうしても利用したい、というのでなければ、Super Duolingoで十分だと述べましたし、スピーキング力を磨きたければ、Super Duolingoと「Speak」のようなAI英会話アプリを併用するのも良いだろうとしました。10月時点では筆者自身がSuper Duolingo+Speakという構成でスマホで英語を学んでいたこともあります。しかし、12月30日時点では完全に意見が変わりましたし、2025年4月に導入されたコーチング機能によって、その考えはより強くなりました。
もはやユーザーの言語レベルによらず、誰にでもDuolingo Maxを勧めます。むしろ、A1など初級段階からでもビデオ通話を始めていくべきだと思います。ゼロから始めたスペイン語コースで、私が挨拶とSi、Noくらいであれば答えられているように、初期段階から会話レッスンを始めておくべきです。
先ほども述べたように「リリーとビデオ通話」は、その時点での自分の言語力の中から返答メッセージを絞り出して何とか会話を行うという実践トレーニングとして非常に優れています。他のアプリでのAI会話とは根本的に雰囲気が異なります。この実地訓練感はリアルです。このレッスンで会話の訓練をしておくと、リアルで英語で会話をするシチュエーションが訪れたとしても、恐らく何かしら喋れるでしょう。もちろん、ネイティブから見た時に適切な表現になっているかは分かりませんが、たどたどしくとも何かを返答できる方が、無言よりずっとマシです。
加えて当初は軽く見ていた「ロールプレイ」も重要でした。「ロールプレイ」では日常生活で遭遇する様々なシチュエーションでの会話のシミュレーションを行い、プレイヤーの返答に対してコーチングしてくれます。これによって、現実に生活していく中で遭遇する可能性のある会話シーンで、より適切な表現を学べます。各ユニット内のテーマに沿ったフリートークに近い「リリーとビデオ通話」とは、また異なるシチュエーションです。
私の場合は、無料会員→Duolingo Maxの2週間無料トライアル→Super Duolingoに約2カ月加入→Duolingo Maxにアップグレードという変遷です。
Duolingo Maxは、スペイン語や中国語など、英語以外の言語を学んでいる人にもオススメです。英語以外の言語学習においてスピーキングの実践訓練を気軽に行えるコンテンツは限られると思うので、かなり良いと思います。
ただ、料金が結構高いのは確かで、もし可能であればファミリープランで複数人でシェアする、というのがベストでしょう。Duolingoの有料プランは実際の家族に限らず、Duolingo上のフレンドとも機能・特典の共有ができます。さすがにお金のやり取りはDuolingo上だけのフレンドとは難しいでしょうが、リアルの友人・知人とであればできるかもしれませんし、家族の場合なら尚更です。私の場合は一人で個人プランでプレイしているので、そこそこ高いなと思いながら始めましたが、後になって考えると、むしろ安いと思っていますし、「Speak」への課金が時期尚早だったな、と思っています。「Speak」は実際の人間の講師による英会話レッスンコンテンツがあって、それが本当に英会話教室に通っているリアル感があって気に入ってすぐに課金したのですが、後から考えると、A1、A2レベルの基礎段階から徹底的に発音とリスニングの叩き込みを行い、基礎単語の用法やフレーズ・構文に慣れる必要のある私のような段階のユーザーには、まだ早かったと思いました。
話が逸れましたが、予算が許すのであれば間違いなくDuolingo Maxを勧めますが、そうでないのであればSuper Duolingo、もしくは無料会員でDuolingoをプレイする、となると思います。
ただ、Duolingo Maxに入らない場合でも、スピーキング力強化を行う裏技?もあります。というか、これは必須だと思います。
レッスンの中で、日本語を見て、その英文をキーボードで一文字ずつ入力させる問題があると思います。その時、画面の右下に青いマイクアイコンが表示されることがあるので、それをタップして音声入力で回答することをオススメします。ない場合でも、ソフトウェアキーボードのマイクボタンを押して音声入力することを勧めます。キーボードで文字入力するよりも、最初は圧倒的に焦ると思います。焦って頭をフル回転せることになります。毎回この種の問題では音声入力で回答するようにすれば、スピーキング力の土台作りの一環になると思います。
また、自分の発音の間違いにも気付けるので、その点でもお勧めです。私の場合でいえば、Duolingoを始める前に発音の基礎学習を一通り終えていたのですが、一部不完全だとは感じつつも、どの音がどうダメなのかは自分では分かっていませんでした。本当は人間の講師に指摘して教えてもらうのが一番なのでしょう。しかし、なかなか、そうできない人は多いですよね。それでも、Duolingoを始め、途中から可能な限り音声入力をするようになってから、発音が不完全な音に気付けました。例えば「work」は、何度喋っても「walk」と認識され、しばらくの間は音声入力の精度は未だにこんなもんかと、スマホに責任をなすりつけていましたが、徐々に自分の発音を疑うようになり、実際そうでした。個別の発音記号自体が問題ない音であっても、文章になると途端に不安定になりますし、そもそも各発音記号の発音にしても、体に染み込むまで徹底的なトレーニングはしていませんでした。そうした発音チェックをできるので、音声入力がオススメです。ちなみに私は結局「英語耳」と「単語耳」というCD付き書籍で発音の基礎トレーニングをやり直しています。
なお、各発音記号及び単語、特定の文章における発音の正誤確認を細かく行うには「ELSA Speak」アプリの「辞書」機能や「単語帳」機能が便利です(※この2つの機能は無料で使えます)。また、NHKラジオなどのスキットなど長文を音読するときの発音チェックには「Googleドキュメント」でのGoogleの音声入力が便利です。
話は変わりますが、2024年12月のどこかのタイミングから割引キャンペーンがiOS版で実施され、2025年1月末日までの間、ユーザー毎に異なるようですが、Super Duolingoが60%オフ、Duolingo Maxが20%オフで加入可能となっていました。詳しくはこちらの記事を参照してください。このように、時期によっては割引キャンペーンもあるかもしれませんが、頻度は一年に一回くらいなのかもしれませんね。
また、10月17日にDuolingoに導入された「アドベンチャー」という新しいコンテンツについてはこちらの記事で紹介しているので、ご存知でない方はチェックしてみて下さい。ただ、当初は「アドベンチャー」こそDuolingoらしい魅力溢れるコンテンツだと興奮して期待していましたが、12月30日時点では、考えが変わり、特に重要だということもないなと思います。それよりも断然「リリーとビデオ通話」や「ロールプレイ」、または前述したように通常のレッスン内で音声入力していく方がずっと良いと思います。
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<▲画像:「アドベンチャー」コンテンツのイメージ> |
それにしても、AIの活用で外国語学習環境は一変しましたね。とても学びやすい状況になったので、今後もDuolingoはじめ、AI学習アプリに期待したいですね。
※加筆修正:初稿では「リリーとビデオ通話」を微妙なものに感じたと述べていましたが、後になって考えを変えました。それに合わせて加筆修正しています。ただ、会話終了後に単に振り返れるだけでなく、コーチングもあればな、と思わなくもないです。というのも「ロールプレイ」ではしっかりと会話後にレビューが行われ、自分の発言に対するコメントが表示されるんですよね。「こういう言い方もあるよ」とか「こっちの方がいいよ」とか。同じ機能があれば完璧な気がするんですが……。
※加筆修正2:10月9日より、Android版アプリでもDuolingo Maxのうち「ロールプレイ」と「スマート解説」の利用が可能になりました。それに合わせて記事の加筆修正を行いました。ただし、Duolingo Maxへの加入自体は、依然としてAndroid版アプリやWeb版からではできません。加入手続き自体はiOS版(iPhone/iPad)から行う必要があります。また、Android版アプリでの「ロールプレイ」機能にはまだ不具合があるように見えます。なぜか音声入力ボタンが表示されませんので、テキスト入力で返答を打ち込む必要があります。iOS版ではスピーキングで入力できます。とはいえ、記事にも書きましたが、Android版へのDuoliongo Maxの完全対応は近いように思います。もう少し待ちましょう。
※加筆修正3:12月にDuolingo Maxに実際にアップグレードしました。以前とは意見が変わり、よりDuolingo Maxの方が良いと思いましたし、セクションへの配置など、2カ月間での変化もあったので、それに伴い記事も加筆修正しています。
※加筆修正4:2025年1月にAndroid版からのDuolingo Max加入が可能になったので、それに伴い、記事の加筆修正を行っています。
※加筆修正5:2025年2月にAndroid版のアップデートで不具合がほぼ解消されたように見えるため、記事を修正しています。
※加筆修正6:2025年4月下旬にiOS版のアップデートで「リリーとビデオ通話」にコーチング機能が追加されたため、記事を修正しています。
情報元、参考リンク
とても参考になりました。
ReplyDeleteありがとうございます!
返信が遅くなりまして申し訳ございません!コメントありがとうございます!少しでも参考になれていれば、いちDuolingoユーザーとして、私も嬉しいです!
Delete入れようと思ってたんで、詳しくなれて嬉しかったです。
ReplyDelete返信が遅くなりまして申し訳ございません!コメントありがとうございます!少しでも参考になれていれば一Duolingoユーザーとして、私も嬉しいです!
Deleteアップデートに合わせて記事の修正がされていて好感です。最近無料版を始めていますが、有料版のトライ期間は限られているので事前にメリットを知れてよかった。
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