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ドコモ、「ecoモードアプリ」の提供を終了へ。最近の端末は予め省電力機能が搭載済みのため

NTTドコモ(以下、ドコモ)は16日、Androidスマートフォン向けに提供していた「ecoモードアプリ」の提供を9月30日をもっと終了すると発表した。また、それに先立ち、3月31日をもってサポートを終了する。

ecoモードアプリ

サポートには、お問い合わせへの対応のほか、アプリのアップデートも含まれるため、今後登場する新機種などでの使用時において不具合等が発生したとしてもアップデートによるサポートは受けられないので注意したい。

ドコモの「ecoモードアプリ」は、スマートフォンの消費電力を少しでも抑えたい、といった要求に応えるアプリで、ディスプレイの明るさ、アニメーション表示、自動同期、Wi-Fi、Bluetoothなど、様々な項目を設定することで、電力消費を抑えることができる。アプリとして便利な機能は、各項目を予め設定しておけば、「ecoモード」をオンにするだけで、全ての設定が一括して変更できること。都度個別にいじらないで済むのが便利なところだ。

しかし、こうした省電力アプリや省電力機能は、近年のスマートフォンには大抵予め搭載されている上、ハードウェアやアプリの機能改善、バッテリーの増量などによって以前よりも長時間の駆動が可能になってきたため、ドコモは提供終了を決めたということだ。

なお、9月30日をもってGoogle Playでの配信は終了するが、ダウンロード済みのアプリはそれ以後も使える。ただし、もちろんサポートは終了しているので注意したい。

【情報元、参考リンク】
NTTドコモ/プレスリリース
Google Play/ecoモード

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