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福岡市が誰でも無料で使える公衆無線LANサービス「Fukuoka City Wi-Fi」を4月27日より提供開始へ

福岡市は都市の魅力及び都市間競争力の向上を目指し、誰でも無料で使える福岡市公衆無線LANサービス「Fukuoka City Wi-Fi」を27日より提供開始する。利用可能な場所は市内19カ所で、地下鉄空港線全駅、福岡市観光案内所(天神)、市役所本庁舎1Fロビー、市役所本庁舎西側ふれあい広場となり、市民であるかどうかを問わず、誰でも無料で利用できる。

ただし、利用時間は24時間ではないので注意したい。とはいえ、実質的にはほぼ丸一日使える。市役所本庁舎1Fロビーは9時から20時で、それ以外の場所では5時〜25時まで利用可能だ。

また、エリアに関しては6月末をめどに福岡市営地下鉄箱崎線・七隈線、福岡市観光案内所(博多)へも順次拡大される予定。

利用手順は、スマートフォンやタブレット、PCなどのWi-Fi(無線LAN)対応機器におけるWi-Fi設定で「Fukuoka_City_Wi-Fi」というSSIDのアクセスポイントを選ぶ。このアクセスポイントを選び、ブラウザを起動するとエントリーページが表示されるので、言語(日本語、英語、韓国語、中国語)を選択し、利用規約に同意する。あとは氏名とメールアドレスを登録し、セキュリティ警告に同意すればOKだ。


なお、セキュリティ向上のため、接続後15分で自動切断されるので、この点にも注意してほしい。切断された場合でも、再度ブラウザを起動(もしくはページの再読み込み)すれば再接続できる。また、最初の利用から2週間は氏名やメールアドレスの再登録なしで利用できるので、煩わしい手間が毎回発生することはない。

福岡市が公衆無線LANサービスを開始する目的は主に3つだ。

1つは来街者の利便性向上。福岡市には近年、中国や韓国をはじめとする海外からの観光客が増加しており、観光客がスマートフォンなどのWi-Fi対応機器を持参する例も増えている。そこで、観光客の利便性向上のために公衆無線LANの整備を行っている。

2つ目は情報発信力の強化で、福岡市の観光情報や市政情報を発信することで、市の魅力や旬な情報をより多くの人に伝える、としている。

3つ目は災害時に緊急情報の発信を行う経路の一つとすること。通信回線のバックアップとしての活用も想定しており、市民や観光客など福岡市にいる人に災害情報等を伝えやすくなるものと期待される。

【情報元、参考リンク】
福岡市/福岡市公衆無線LAN『Fukuoka City Wi-Fi』スタート

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