Androidニュース&アプリ情報メディア

「Xperia 1 VII」は無償交換もしくは修理対応へ。SIMフリーと通信キャリアで若干異なる

ソニー及びNTTドコモ(以下)、KDDI、ソフトバンクは16日、「Xperia 1 VII」において発覚した電源周りの不具合に対する対応を明らかにした。対応内容は、Xperia 1 VIIのSIMフリー版と通信キャリア版とで若干異なるため、自分が使っているXperia 1 VIIがSIMフリー版であればソニーの対応を、ドコモ版であればドコモといったようにそれぞれの対応事業者の案内を確認する必要がある。

<▲画像:「Xperia 1 VII」>

まずは不具合の内容と原因について述べておきたい。

不具合に関する記事でも触れたように、今回発覚した不具合の内容は、不意に電源が落ちる、再起動する、電源が入らないといった事象がまれに発生する、というもの。必ずしもXperia 1 VIIの全台で発生するということでもないようだ。

ソニーによれば調査の結果、製品の一部の製造ロットにおいて製造工程の不備によって基板が故障する場所があることが判明したという。

以下、各社それぞれの対応内容を見ていきたい。

Xperia 1 VIIの電源周りの不具合への対応内容について

SIMフリー版「Xperia 1 VII XQ-FS44」の場合

ソニーはSIMフリー版の「Xperia 1 VII XQ-FS44」については対象製品の場合、無償交換対応を行う。対象製品かどうかは製品の「IMEI番号」によって確認できる。確認方法は下記のリンク先のページに詳しく記載されていて、実際にIMEI番号を入力し、確認できる。

ソニー/Xperia 1 VIIについてのお知らせページ

万一、対象品だった場合は、7月18日以降に発送開始できる見込みとのこと。また、交換品の発送を待つ間には、必要なデータのバックアップをお願いしたいと案内されている。しかし、電源が入らない状態の場合はバックアップ自体が不可能であり、その場合の対処については案内されていない。



ドコモ版「Xperia 1 VII SO-51F」の場合

ドコモはXperia 1 VII SO-51Fについて、対象品の場合、無償交換もしくは修理対応を行う。自分が使っている端末が対象品かどうかは、下記リンク先のソニーのページにて確認できる。

ソニー/Xperia 1 VIIについてのお知らせページ

対象品だった場合、ドコモショップで対応するという。残念ながらオンライン対応はないという。ドコモオンラインショップや一般の販売店、家電量販店で購入したXperia 1 VII SO-51Fについても、最寄りのドコモショップへ来店するよう案内している。

修理対応か交換対応かをユーザーが選べるのかどうかまでは分からないが、修理の場合は、品質を確認した状態で戻すという。



au版「Xperia 1 VII SOG15」の場合

KDDI、沖縄セルラーは、Xperia 1 VII SOG15について、無償交換対応を行う。対応品かどうかの確認は下記リンク先のソニーのページで行うことができる。

ソニー/Xperia 1 VIIについてのお知らせページ

対応品だった場合、「au Style」「auショップ」、もしくは一部の「PiPit」で受付となる。一方、「au Online Shop」限定販売品である「オーキッドパープル」の購入者については、7月18日以降にEメールで案内するという。



ソフトバンク版「Xperia 1 VII A501SO」の場合

ソフトバンクはXperia 1 VII A501SOについて、預かり修理(無償で交換対応。一部製品では基板交換)で対応するという。対応品かどうかはソニーの下記リンク先のページで確認できる。

ソニー/Xperia 1 VIIについてのお知らせページ

対応品の場合、最寄りのソフトバンクショップに持ち込み、受付となる。

情報元、参考リンク
ソニー/スマートフォンXperia 1 VII SO-51F, SOG15,A501SO, XQ-FS44 電源が落ちる、再起動がかかる、電源が入らない事象に関する製品交換のお知らせ
NTTドコモ/「Xperia 1 VII SO-51F」一部製品における故障対応について
KDDI/「Xperia 1 VII」一部製品の故障対応について
ソフトバンク/【更新】Xperia 1 VIIをご利用中のお客さまへ

読者&編集部コメント欄

この記事のコメント:0 件