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「Pixel 6a」でバッテリーの無料交換対応が始まる。在庫切れ後は割引コードや現金対応も

Google(グーグル)は2日、「Google Pixel 6a」についてバッテリーの無料交換対応などの措置を行うことを明らかにした。合わせて、バッテリー過熱のリスクを軽減するためのソフトウェアアップデートも提供開始となっている。

<▲画像:「Google Pixel 6a」>

Pixelシリーズでは、4月に「Google Pixel 7a」においてバッテリーが膨張する恐れがあるため無償での修理を行うという発表がなされたばかりだが、今回はPixel 6aについて。

まずは今回の大元の問題だが、Pixel 6aの内、一部の端末においてバッテリーが過熱する恐れがあることだ。全てのPixel 6aではなく、一部とのことで、その対象端末のユーザー向けにバッテリーの無料交換などの対応プログラムが用意された。一方、全てのPixel 6aに対して特別なバッテリー管理機能を導入するソフトウェアアップデートを配信する。

このアップデートは7月8日以降、Pixel 6aに順次配信されるが、その内容は充電サイクル(充放電回数)が400回に達した後、バッテリー容量と充電性能を意図的に低下させるバッテリー管理機能を有効にする、というもの。ただし、充電サイクルが400回に達したからといって、全てのPixel 6aでバッテリー管理機能が強制的に機能させられる、という訳でもないという。あくまでもバッテリー過熱の恐れがあると判断される端末のみのようだ。

また、充電サイクルが375回に達すると通知が届くようになっている。

バッテリー管理機能が有効になると、Pixel 6aの充電間隔が短くなることがある、とされている。他にも充電性能が低下したり、バッテリー残量インジケーターの表示が修正後のバッテリー容量に基づいて、短期的に変更されたるする可能性があるという。なぜこのような機能低下がもたらされるのかというと、対象の端末のバッテリーでは過熱の恐れがあり、ユーザーに危険だから、とのことだ。

そして、そのような対象端末のユーザーには、バッテリーの無料交換対応が行われる。

自分が使っているPixel 6aが対象かどうかを調べる方法は下記のページへアクセスすればいい。

Google Pixel 6a バッテリー交換プログラムの対象条件についてのページ

7月21日以降にバッテリー交換が可能で、修理センター(日本では「iCracked」が対応)にて交換できる。端末は直接の持ち込みの他、郵送も可能。ただし、バッテリーの在庫がなくなり次第終了とのことで注意したい。その場合では、現金対応やGoogle製ハードウェア商品を購入する際に使える割引コードの配布での対応となる模様。

情報元、参考リンク
Google Pixel 6a バッテリー パフォーマンス プログラム

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