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<▲画像:ABC 2025 Springが開催へ> |
ABCは「Bazaar」(展示)と「Conference」(講演)から構成されるイベントで、Androidに関わる企業、団体、学校、個人などが、その端末やサービス、技術、研究などを展示し、各種テーマでの講演会も行われる。一般的なビジネス向け展示会と違い、ビジネスライクではなく、大学の学園祭などのようなアットホームな雰囲気を持つイベントなので、一般ユーザーの来場が多い。
会場は千葉県習志野市津田沼にある千葉工業大学 津田沼キャンパスの7号館。同キャンパスは津田沼駅からとても近いので公共交通機関を利用しての来場はとてもしやすいだろう。
クルマでの来場の場合は来場者用の駐車場が用意されていないので、できるだけ公共交通機関を利用するよう案内されている。
参加費用は無料だが、事前に参加申し込みを行う必要がある。下記リンク先ページにて「connpass」(イベント・勉強会の管理サイト)の会員登録及びログインを行った上で、イベントへの参加申し込みを行えばいい。
→ABC 2025 Springイベントページ
なお、開催日までまだ約1カ月あるため、本記事執筆時点ではバザール(展示)出展者の募集も行われている。関心がある企業・団体・個人はイベントページ内の募集情報をチェックしてみよう。過去にはアプリの個人開発者なども出展しているように、個人参加も可能だ。
そして、講演の中で最も注目が集まる基調講演・招待講演について見ていこう。
基調講演はデジタル政策フォーラムの代表幹事を務める谷脇康彦氏が「デジタルガバナンスの時代」というテーマで行う。谷脇氏は現在、インターネットイニシアティブ(IIJ)の代表取締役社長を務め、それ以前には郵政・総務官僚を歴任するなど、通信業界の中枢で長く仕事を行い、過去のABCでも何度も基調講演を担っている。今回のテーマは前述したようにデジタルガバナンスの時代であり、実際の講演も楽しみにしたい。
一方、招待講演にはエル・カミノ・リアルの代表取締役を務める木寺祥友氏が招かれている。
テーマは「AGI登場による社会変革」(※AGI:汎用人工知能)。最新のAI技術の動向を踏まえながら、GPT-5以降の世界で起こるビジネスモデルの変革、ライフスタイルの変化についての話になるという。
なお、講演についても16時から始まる1人5分のライトニングトークの登壇者募集が始まっている。講演側として関心がある方はそちらもチェックしてみよう。