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【市場調査】レシート家計簿アプリ「CODE」、最近マスクが購入された販売店、商品ランク、購入者属性などのレポートを発表

リサーチ・アンド・イノベーションは23日、レシートがお金に変わる家計簿アプリ「CODE(コード)」において、ユーザーが登録した大量のレシートと商品バーコード情報から、最近の「マスク」の購入実態をまとめた調査レポートを公開した。

<▲図:購入店のチェーン別グラフ>

3月16日から22日までの1週間でユーザーが実際にマスクを購入した店舗、商品名、そしてユーザー属性などが明らかにされた。

まずはCODEから見ていきたい。

CODEは実際の買い物の際にお店で渡されるレシート、購入した商品のバーコードなどをスマートフォンのカメラで撮影・登録していくことで、家計簿として日々の出費を管理できるアプリだが、最大の特徴は、それらの行動によってポイントを貰えることにある。貰ったポイントを貯めていくと提携ポイントとの交換ができたり、提携サービス経由で現金に変えることもできる。そのため、今回のレポートの元になっているのは、CODEでレシートを登録しているアクティブなユーザーのデータに限定されている、という点は認識しておかなければならない。


CODEで収集されたレシートデータやアンケートなどの各種データは、それらをマーケティングなどに活用したい企業に対して提供され、その際にリサーチ・アンド・イノベーションが得た対価の一部がユーザーにポイントとして還元される、という仕組みだ。

それでは同社が発表したマスクに関するユーザー動向レポートを紹介していきたい。

なお、前述したように、あくまでもCODEユーザーの統計データに過ぎず、日本全体での実態を意味するものではないという点には注意したい。


<マスクの購入チャネル、チェーンについて>

3月16日から22日にマスクが購入されたお店をチャネル単位で見ると、「薬局・ドラッグストア」が圧倒的で、「コンビニエンスストア」「スーパー」がほぼ同数で続く形となっている。今回のデータのユーザーの大半が関東、中部、近畿エリアの方とされているので、東京や名古屋、大阪などの大都市圏の方が多いことが推測されるので、地方では傾向が違うかもしれない。


次にお店をチェーン単位で見ると、「ツルハドラッグ」が圧倒的に多く、「セブン-イレブン」「ファミリーマート」「ドラッグスギ」らが続いている。ローソンがやや離されているものの、コンビニでも意外と購入されている。ドラッグストアやコンビニは地域性があり、場所によって出店数が大きく異なるので、前述したように地方によって異なるかもしれない。

<▲図:購入店のチェーン別グラフ>




<マスクの商品ランキング>

購入されたマスクの商品ランキングも見ていきたい。とはいえ、現在はどのメーカーのどの商品であろうとマスクであれば購入する、という方が大半だと思うので、あまり意味がないかもしれない。

例えば4つの商品がトップ6に入っているユニ・チャームのマスクは他社製品と比べて多く購入されているが、同社は平時においても国内シェアトップなので、当然と言えば当然の結果だ。

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<マスクの購入数推移>

マスクという商品カテゴリ全体での直近100日間の購入数推移グラフも確認してみよう。1月18日あたりから山が動き始め、1月30日にピークを迎えている。2月以降も小さな山が3日程度の間隔で発生しているので、店舗への入荷数が増える日が多少はあるものと推測される。

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<マスクを購入したユーザーの属性>

最後にマスクを購入したユーザーの属性を紹介したい。性別は女性が約9割で、年代は30代、40代が中心、婚姻状況は既婚者が約7割。居住地は関東、近畿、中部、九州/沖縄の順に多い。世帯人数は4人がトップで、3人、2人と続く。子供の人数は0人がトップで、2人、1人と続く。男性ユーザーが少なく、女性についても独身者が少ないので、かなり偏ったユーザー層の統計データなので、本レポートを見るときには属性を考慮する必要がある。

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「CODE」アプリは下記リンク先からダウンロードできる。



【情報元、参考リンク】
CODE公式サイト
リサーチ・アンド・イノベーション/プレスリリース

(出典:リサーチ・アンド・イノベーション)

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