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ASUSがZenFone 5と5Z、5Qを日本で発表!5月18日より順次発売! 進化したデザイン、高機能カメラ、そしてAIの活用!

ASUS JAPAN(以下、ASUS)は15日、「ZenFone」シリーズの最新モデルとなる新しい「ZenFone 5」シリーズを日本で発表した。新型ZenFone 5シリーズはグローバルでは発表済みだったので、日本市場でのお披露目と発売日、価格の発表が待たれていた。

<▲図:新生ZenFone 5シリーズ>

日本のSIMフリースマートフォン市場を大きく盛り上げた機種が旧ZenFone 5。ZenFone 5はヒットし、その後「ZenFone 2」「ZenFone 3」「ZenFone 4」と代を重ねてきた。今回は製品名としては全く同じZenFone 5となるが、中身も外観も全く異なる新生ZenFone 5となる。

<▲図:ZenFone 5>

この新生ZenFone 5シリーズのうち日本市場には「ZenFone 5」(ZE620KL)、「ZenFone 5Z」(ZS620KL)、「ZenFone 5Q」(ZC600KL)が投入される。

発売日はZenFone 5とZenFone 5Qは18日で、予約受付はすでに開始されている。ZenFone 5Zは6月下旬以降の発売となる。希望小売価格はZenFone 5が52,800円(税抜)、ZenFone 5Zが69,800円、ZenFone 5Qが39,800円となる。

<▲図:ZenFone 5Z。ボディはZenFone 5と共通ながら一部のスペックに優れる>

<▲図:ZenFone 5Qは前面と背面どちらもデュアルカメラ。合計4つのカメラを搭載する>

ZenFone 5と5Zはスペック違いで基本的な特徴は共通の機種。CPU、ストレージが強化され、より速い通信方式をサポートするのが5Z。しかし、それ以外は共通なのでZenFone 5で十分というユーザーが多いのではないかと思う。

具体的にはCPUはZenFone 5はQualcomm Snapdragon 636(オクタコア1.8GHz)、ZenFone 5ZはQualcomm Snapdragon 845(オクタコア2.8GHz)、メモリ(RAM)は両機種とも6GBで共通だがストレージ(ROM)は前者が64GBで後者が128GB。通信方式の違いはZenFone 5でのキャリアアグリゲーションは「2CA」のみだがZenFone 5Zでは「3CA」まで対応する。

ボディは同じなので見た目は同じ。

ディスプレイは両機種とも約6.2インチで解像度が2,246×1,080ドットのSuper IPS+。左右も上下もベゼルが狭い狭額縁デザインのボディだが、ディスプレイの上部に関しては切り欠きがあるタイプとなっている。ZenFoneシリーズは狭額縁デザインに関しては他社に若干遅れていたが、ZenFone 5/5Zでは完全に追いつき、トレンドを取り入れた最新デザインとなっている。

背面はASUSの「Zen」シリーズ共通の同心円デザイン。背面を見ただけでZenFoneだと分かる。

ボディの厚みは約7.7mmで、両面を2.5D曲面ガラスで覆っている。

カメラは背面のメインカメラがデュアルカメラ構成となっている。

一つは大口径F値1.8のメインカメラで、1.4nm画素ピッチの1/2.55インチのソニー製センサー「IMX363」を採用。一般的なスマートフォンのカメラの約5倍の光を取り込め、夜間でも明るく鮮明な写真を撮影できる。そして大注目のAIをカメラでも活用している。AIによるシーン分析が可能で、プリセットされた16シーンから自動判別し、適切なモードでの撮影を手軽にできる。

<▲図:AIが最適なシーンを分析して選んでくれる>

<▲図:16シーンの撮影モード>

デュアルカメラを構成するもう一つのカメラは120度の広角セカンドカメラで、デュアルカメラを生かして背景のボケみをリアルタイムで調整できる「ポートレートモード」が特に魅力的だ。

また、背面カメラでは撮影設定を細かくカスタマイズできる「Proモード」を利用でき、RAW形式での撮影にも対応する。動画では4K解像度での撮影に対応する。

なお、AIはカメラ以外の分野でも活用される。例えば、スリープまでの時間設定に関わらず、画面を見ている間はスリープしない状態をキープしてくれる「スマートスクリーン」機能、周囲の騒音レベルに応じて着信ボリュームを自動調整してくれる「AI着信音」機能、バッテリーの劣化を防いで寿命を最大限引き延ばしてくれる「AI充電」機能などを利用できる。

オーディオ面では、ASUS独自のオーディオシステム「Sonic Master」がバージョン5.0になり、5マグネットスピーカー、メタルボイスコイル、NXP Smart AMPを搭載した拡張性の高いサウンドチャンバーによってパワフルな音量・豊かな音域を好みの設定で楽しめる。ハイレゾ楽曲にも対応し、本体にはハイレゾ対応イヤホン「ZenEar Pro」が同梱される。

一方、3機種の中では最も安価なZenFone 5QはZenFone 5/5Zとは異なる特徴を持つ。ただ安価なモデルというわけではなく、5Qだけの魅力があるので注目の機種の一つであることに変わりはない。

最大の特徴は4つのカメラを搭載することだ。背面がデュアルカメラであるだけでなく前面のインカメラもデュアルカメラ仕様になっている。

<▲図:ZenFone 5Qにおけるメインカメラと広角カメラでの撮影例>

背面には1,600万画素のメインカメラと800万画素の広角カメラ。前面には2,000万画素のメインカメラと800万画素の広角カメラを搭載する。どちらもメインカメラと広角カメラの切り替えはワンタッチで可能。

ZenFone 5Qは切り欠きのあるディスプレイではないが、十分狭額縁のデザインで、こちらも悪くない。ZenFone 5/5Zのガラスで覆ったボディとは違い、ZenFone 5Qはメタルユニボディ。ボディの厚さは約7.7mm

連続待受時間約22日間を実現する3,300mAhのバッテリーをこのボディに搭載し、ディスプレイは約6インチでフルHD+解像度。

CPUはQualcomm Snapdragon 430で、メモリ(RAM)は4GB。

なお、ZenFone 5シリーズはASUS公式通販サイトのほか、実店舗の「ASUS Store Akasaka」、Amazonなどの通販サイト、複数の家電量販店などで販売される。また、格安SIM各社も取り扱うので、組み合わせる通信サービスも合わせてどこで購入するか検討しよう。格安SIMの場合はキャッシュバックキャンペーンなども利用できれば結構お得かもしれない。

※ASUSが15日に実施した新製品発表会の模様、ZenFone 5シリーズの実機レポートをお届けする取材レポートは別記事で用意する予定。

【参考リンク】
ASUS公式オンラインショップ
・NifMo(最大21,000円キャッシュバックキャンペーン実施中)

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