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シャープが「AQUOS R2」発表!動画専用カメラと静止画専用カメラ搭載!ディスプレイ、オーディオ、放熱性能なども進化

シャープは8日、昨年の夏モデルとして登場し、人気を博したAndroidスマートフォン「AQUOS R」の後継機種となる「AQUOS R2」を発表した。AQUOS Rはその性能から高評価を得て、低迷気味だったAQUOSシリーズを復活させた記念すべき機種。AQUOS R2はそのAQUOS Rの後継機種として再び人気を得ることができるか注目される。

<▲図:AQUOS R2>

そして、AQUOS R2は実際にその目標に向けて様々な点で進化を遂げている。

まずはカメラだが、今回のAQUOS R2では、背面側のメインカメラがツインカメラ仕様となっている。最近のスマートフォンは2つのレンズ/センサーで構成されるデュアルカメラを採用する機種が増えているが、AQUOS R2は少し異なる仕様の2カメラ構成として、動画専用のカメラと静止画専用のカメラを搭載する。


動画用カメラは画角が135度と広角の「ドラマティックワイドカメラ」と呼び、静止画用のカメラには画角が90度のレンズ、約2,260万画素のセンサーをあ使用する。動画と静止画で分けることで、動画撮影中でも高画質の静止画を撮影できる上、手ぶれ補正やフォーカス機能などを動画と静止画でそれぞれに最適化させている。

どちらかと言えば、動画を撮る機会が多く、それでいて動画撮影中の静止画も高画質で残したい、という方に魅力的なカメラだといえる。

また、最新のフラッグシップスマートフォンとして他社に追随する機能の一つとして、カメラにAIを活用している。動画撮影中にAIが被写体や構図を分析。子供の笑顔やペットがカメラを向いた様子などを自動的に撮影することもできる。また、静止画用カメラでは料理や花、夕景など、被写体やシーンに合わせてAIが最適な撮影モードを選ぶ機能も搭載する。

閲覧においても撮影した動画と静止画を組み合わせた再生などができる。

ハイエンド向けAQUOSシリーズでは従来のディスプレイの2倍のレートで表示できる「ハイスピードIGZO液晶」が魅力の一つなってきたが、AQUOS R2では、従来のハイスピードIGZOの120Hzから100Hzにリフレッシュレートの数字自体は落としているが、応答速度を約25%向上させ、残像を抑えた滑らかな表示と快適な操作性を実現しているという。そして、リフレッシュレートを落としたことで電力消費も抑えている。


電力に関して言えば、搭載するバッテリーの容量は3,130mAh。そして、最新のCPU、Qualcomm Snapdragon 845の性能、そして放熱設計の工夫によって放熱性も大幅に改善されているという。すなわち、ボディが熱くなりにくく、CPUもハイパワーで動かしやすい。

ディスプレイに話を戻すと、サイズは約6.0インチで、解像度は3,040×1,440ドット。上、左右の3辺の額縁部分を狭く設計し、ディスプレイが縦長ということもあり、AQUOS R2のボディの横幅はAQUOS Rと同じだ。

映像表示性能/機能では、液晶テレビ「AQUOS」で培われた高画質化技術「リッチカラーテクノロジーモバイル」に加えて、スマートフォンとしては初となる最先端のHDR映像方式「ドルビービジョン」に対応する。オーディオ面では「ドルビーアトモス」に対応し、次世代オーディオコーデックの「Dolby AC-4」にも対応する。



なお、現時点ではAQUOS R2を取り扱う通信キャリアは明らかにされていないが、AQUOS Rと同様、NTTドコモ、au、ソフトバンクの3キャリアからの登場を期待したい。

【参考リンク】
AQUOS公式サイト
ドコモオンラインショップ
au Online Shop
ソフトバンクオンラインショップ

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