【一条真人的Androidライフ】第132回:普及が進みそうなクアルコムのAIプロセッサ

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スペイン・バルセロナで開催されているモバイル業界最大の展示会である「Mobile World Congress」(以下、MWC)。各社が新製品を発表したが、ASUSも発表会を開催。登場したのは期待の新「ZenFone 5」シリーズだ。

<▲AI機能を搭載し始めたQualcommのSnapdragonシリーズ>

次世代通信の5Gに対応し、その通信機能に関してはアンテナも含めてQualcomm(クアルコム)のベースシステムを採用しているという。5G通信に関する技術を一から自分で開発するのはコスト的にも時間的にも現実的ではないのだろう。また、新しい通信技術の登場時はこのようにする方が普及が進んでいいのだろう。

ちなみにこの話はASUSの発表以前にクアルコムがプレスリリースで発表している。

「ASUS社がクアルコムのモデムからアンテナまでのソリューションをプレミアムスマートフォンと常時接続PCに搭載」というもので、モバイルPCの通信機能もクアルコムのアンテナ技術を使っているようだ。

クアルコムがこのようなソリューションを提供することで、モバイル通信機能を搭載するモバイルノートPCも増えていくことだろう。

また、クアルコムはこのような情報をメールで定期的に送ってくれるのがいい。さすがはインターネット時代というか、いちいちイベントとか展示会に物理的に行かなくても情報を得られるのがありがたい。

ちなみにクアルコムのプロセッサの最上位機となる「Snapdragon 845」は、クアルコムのAI機能「Qualcomm Artificial Intelligence Engine」(AIE)に対応している。ASUSの新機種もこのプロセッサを搭載しているはずで、今後、スマホにおいてAI機能がより重要なものになっていくことだろう。

<▲Qualcomm 845だけでなく700もAI機能対応>

また、「Snapdragon 700」シリーズもAIEを搭載する。デバイス上のAIアプリケーションの性能は「Snapdragon 660」と比較して最大2倍向上し、Spectra ISP、Kryo CPU、Adreno Visual Processingサブシステムの新しいアーキテクチャーにより、Snapdragon 660と比較して、電力効率、性能、電池寿命が最大30%向上しているということなので、クアルコムのプロセッサは幅広いラインアップでAIが生かされたものになっていくようだ。

というわけで、今後、スマホにおけるAIは上位機種ではごく普通なものになっていきそうだ。


記事執筆者プロフィール
一条真人
ITジャーナリスト
Twitter:@ichijomasahjito、Facebook:masahito.ichijo
ブログ:一条真人メモ

クラウドサービスからスマートデバイス、デジタルAVまで、デジタル関連のアイテムが大好き。「ハッカー」(日本文芸社)、「PCプラスワン」(笠倉出版)などパソコン雑誌の編集長を経て、小説なども出版して現在にいたっています。PC、IT関連の本は50冊以上書かせてもらいました。スマートフォンは初代Xperia(あまりに美しいデザイン!)、iPhoneなど数機種使っています。

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本コラムは毎月第2・第4火曜日更新予定!
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