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ドコモの「dカーシェア」が意識調査実施。ユーザーの40%以上がクルマを仮眠に使いたいと回答。驚きの使い方も

NTTドコモ(以下、ドコモ)は9日、昨年12月より本格提供開始したカーシェアリングサービス「dカーシェア」に関するアンケート調査を行った結果を発表した。この調査は楽天リサーチが昨年11月22日から24日に首都圏で実施したもので、カーシェアの利用経験者男女400名と利用未経験者男女400名を対象に行われている。年齢層は20歳から69歳で、運転免許を所有しつつ自動車を所有していない方が対象となっている。


なお、dカーシェアはレンタカーを借りたり、一般の個人が所有するマイカーの貸し借りができるサービス。一般個人が所有するマイカーの貸し借りを手軽にできる点が最大の特徴。

「カーシェアを(今後も)移動以外の目的で使用してみたいと思いますか」という質問をカーシェア利用経験者に対して行った結果では、6.5%が積極的に利用してみたいと思うと回答し、34.8%が機会があれば利用してみたいと思うと答えている。一方、29.5%があまり利用したいとは思わない、29.3%がまったく利用したくないと答えており、約6割が移動以外の目的で使用したいとは考えていないことが分かるが、一方で約4割がそれ以外の目的で使用したいと答えているわけだ。


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では、移動以外の目的とは具体的にどのようなものなのか? というと、「実際に利用したことがある用途」「利用してみたい用途」ともに「仮眠」が1位となっている。しかも、前者は64%、後者は46.7%と、実際に仮眠に使ったことがある方は6割以上に及ぶことが分かる。

それに続くのは「友人・家族との電話」「仕事上の電話」。他には「音楽鑑賞・オーディオルーム」「カラオケ」「テレビ、DVD鑑賞」、さらには「ハロウィンの着替え」「自撮り場所」などの回答もある。

クルマの中はプライベート空間となるので、プライベート空間としての用途が考えられる限りリストアップされている印象だ。それこそ「小顔体操」や「ラップの練習」といったものもある。

では、カーシェアの利用者はだいたいどれくらいの時間利用しているのか? というと、平均は203分。


最短は12分で、最長は1000分(16時間40分)となっている。最長時間が意外と短い気がするが、2日以上借りる場合は、カーシェアサービスからではなくレンタカーの公式サービスで借りる人がまだまだ圧倒的に多いのかもしれない。

カーシェアを利用したことがない方に利用しない理由を聞くと、トップ3は「公共交通機関で充分だから」「月額の基本料金がかかる」「使い方がよくわからない」という回答となっている。月額基本料や使い方に関しては、カーシェアというサービスについての認知度が低いことが大きな要因だと思われる。

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実際dカーシェアは月額利用料は無料だし、先行サービスであるDeNAのカーシェアサービス「Anyca」も月額会費は無料となっている。

タイムズのカーシェアリングサービス「タイムズ カープラス」は最近かなり見かけるようになってきたが、今後は一般個人所有のマイカーのシェアリングサービスも利用者が増えてくることが予想されるため、テレビなどの大手メディアでの取り上げ機会も増えるかもしれない。

dカーシェア」のアプリは下記のリンク先からダウンロードできる。



【情報元、参考リンク】
dカーシェア公式サイト
NTTドコモ/プレスリリース(PDF)

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