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【せう先生のスマホ講座】第82回:さようなら2017年! この1年を振り返る

GAPSISをご覧の皆さん、「せう」です。こんにちは。今日の原稿は出張先で書いています。年明け早々にはもっと遠くへの出張があるので体力的に心配です()

<▲図:2017年も今日でおしまいだっ……!!>

今回は、2017年最後のスマホ講座。とりあえず今年1年を簡単ですが振り返ってみましょう。

■一般的になったSIMフリースマホの「DSDS」

<▲図:2枚のSIMカードで同時待ち受けも珍しくなくなりました>

2017年は、日本国内でも「Dual SIM Dual Standby(DSDS)」に対応するSIMロックフリースマートフォンが増えました。異なるネットワークを利用するSIMカードをそれぞれ入れておくと通信の冗長性が増しますし、「データ用SIM」「通話用SIM」の使い分けにも便利です。DSDSの詳しい説明はこちらの記事を参照してください。
第61回:最近よく聞く「DSDS(デュアルSIM・デュアルスタンバイ)」って何?

2017年後半には、2回線のVoLTE(Voice Over LTE)同時待ち受けもできる「DSDV(Dual SIM Dual VoLTE Standby)」対応機種がちらほら出てきました。2018年にはDSDVも当たり前になるかもしれません。



■AIエージェントの波が本格到来?

<▲図:CMも結構流れている「Googleアシスタント」>

最近、スマートスピーカー(インターネットに接続できるスピーカー)がいろいろ出てきています。話しかけるだけでいろいろできるわけですが、それはスマホも例外ではありません。Googleの「Googleアシスタント」が日本語対応を果たしたのです。
第70回:日本語版はいつ?「Google Assistant」ってどんなことができるの?


HTCの「HTC U11」はGoogleアシスタントに加えてAmazonの「Amazon Alexa(アレクサ)」も使えます。Alexaも日本語対応を果たしましたので、auやソフトバンクで販売している日本版U11もじきに対応するはずです。

AIエージェントがどのくらいの普及を見せるのか、すごく楽しみでもあります。



■とにもかくにも「デュアルカメラ」

<▲図:Galaxyのハイエンドモデルもデュアルカメラに>

2016年あたりから普及の兆しのあった「デュアルカメラ」ですが、2017年はハイエンドモデルを中心により広がりました。
第76回:最近ブームの「デュアルカメラ」。大きく分けて2種類あるの、知ってますか?


デュアルカメラの使い方も、メーカーや機種によっていろいろあって実際に使ってみるとなかなか楽しいです。Galaxy Note8(上の写真)は「広角」「望遠」という組みあわせのデュアルカメラですが、どちらも高画質すぎて鼻血が出てしまいます(端末価格も鼻血出そうですがw)。

2018年はデュアルカメラ化がミドルレンジモデルにも広がりそうな予感がしています。


ということで、簡単ですが、2017年を振り返ってみました。本当はもっといろいろなトピックがあるのですが、長くなりすぎてもアレなのでw

スマホ講座は2018年も可能な限り続けていきますので、よろしくお願いいたします!


記事執筆者プロフィール
せう
ブログ:せうの日記、Twitter:@shoinoue

静岡県三島市で産まれ、静岡県駿東郡長泉町で生まれ育ったアメリカ系日本人3世。見た目が日本人離れしている反動で、身の回りの道具は日本で開発されたものだらけである。ITmedia、andronaviを始めとするWeb媒体を中心に執筆活動を展開。自前のブログ「せうの日記」も宜しくお願いします。

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