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満を辞してAmazonのAIスピーカー「echo」シリーズが日本市場でも発売へ。プライム会員は3,980円から

AmazonのクラウドベースのAI音声サービス「Alexa」に対応するスマートスピーカー「Amazon echo」シリーズがついに日本市場に投入される。echoシリーズはAmazon.co.jpにおいて11月13日以降の週に出荷開始となる見込みで、販売されるのは価格の安い順でいうと「echo dot」「echo」「echo plus」の3機種。


標準価格はecho dotが5,980円、echoが11,980円、echo plusが17,980円だが、Amazonプライム会員の場合は特別割引が効いて、かなり安くなる。プライム会員だとecho dotが3,980円、echoが7,980円だ。

スマートスピーカーはGoogleの「Google Home」とLINEの「LINE Clova WAVE」も日本市場でリリースされているが、それぞれに音声コマンドを起動するワードが異なる。例えばGoogle Homeではおなじみの「OK, Google」だ。

Amazon echoではAIサービスである「Alexa」に声をかければいい。すなわちカタカナだと「アレクサ」だ。

正直な話、現時点ではどのスマートスピーカーもやれることは限られていて、あまり「スマート」ではないと思うが、まだ始まったばかりの段階なので致し方ないところ。筆者はGoogle Homeではとりあえずアラームを音声で使えるだけでも便利だと思っているが、同じように何かしら日常使いたい機能があれば購入してもいいだろう。

特にechoの場合、echo dotは3,980円なので、仮に失敗したと感じたとしてもダメージが少ない価格だ。

さて、そのechoだが、アレクサに話しかけることで、音楽を再生したり、天気予報やニュースを読み上げてくれたり、もちろんアラームのセットもできる。

他社のAlexa対応サービスとの連携機能も利用できる。例えば、「全国タクシー」でタクシーを配車したり、クックパッドに掲載されている情報からレシピを教えてもらったり、アルクから英語クイズを開いてもらったり、などだ。これらの連携機能を「スキル」と呼んでいるが、Alexaのスキルは下記ページで確認できる。
Alexaのスキルについて

また、スマートスピーカーは搭載するマイク、音声認識技術によって各社認識精度が異なる。

echoの場合は7つのマイクを搭載し、ビームフォーミングによって部屋の中のどこから話しかけても音声を認識しやすくしている。さらに、ノイズキャンセリングの技術によって、多少騒がしい場所でも音声を認識できる、とされている。

<▲図:echo dot>

<▲図:echo plus>

echoシリーズの購入手順はAmazon.co.jpで扱われている一般の製品とは少し異なっていて、まずはAmazon.co.jpの商品ページにある「招待メールをリクエスト」というボタンを押して招待メールを要求する。招待メールが届くと、echoを購入できる。

下はAmazon.co.jpでの商品ページへのリンク。
  

【情報元、参考リンク】
Amazon.co.jp/echoシリーズ

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