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ドコモ、観光地や商業施設などでの数時間先の近未来の人数(混雑)予測をAIで行う実験を開始へ

各社でのAI(人工知能)の活用事例が増える昨今で、NTTドコモ(以下、ドコモ)も様々な分野での活用を明らかにしているが今回新たにドコモは日本全国の現在及び数時間先といった近未来における任意のエリアの人数予測をする「近未来人数予測」の実用化に向けた実証実験を20日より開始したと発表した。

(▲図:活用イメージ)

観光地や商業施設など、様々な場所における人の集まり具合、混雑状況の予測情報はこれから訪れる予定の人にとってはとても参考になるもの。特に、出発時間を決める際には参考になる。

こうした混雑予測はすでにサービスとして実用化されている例もある。例えば、「Googleマップ」や「Yahoo! マップ」などでも混雑レーダーなど混雑状況を把握できるようになっている。

ドコモは、携帯電話ネットワークの仕組みを利用して作成される人口統計と、NTTグループのAI「corevo(コレボ)」を構成する「時空間変数オンライン予測技術」を組み合わせることで、この「近未来人数予測」を実用化しようとしている。

(▲図:近未来人数予測技術のイメージ(※クリックして拡大))

「時空間変数オンライン予測技術」を用いて、人口統計の時系列データから時間と空間の影響パターンを学習させる。あるエリアにおける過去の人数増減が周辺エリアの人数の変動にどのような影響を及ぼしているのかを学習し、数時間先の人数を10分単位で予測する。そして、予測した現在及び近未来の人数をスマートフォン、タブレット、デジタルサイネージ等で可視化する。

ドコモはこの技術を2018年度に実用化することを目指している。

また、ドコモは人工知能を活用してタクシーの乗車需要を予測する「AIタクシー」の開発にも取り組んでいる。このAIタクシーは、現在から30分の間に発生するタクシーの乗車台数を予測する、というもの。やはりこちらでも近未来の予測を行う。

【参考リンク】
NTTドコモ/プレスリリース

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