【一条真人的Androidライフ】第115回:COMPUTEX TAIPEI 2017に思う

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今年も台湾で「COMPUTEX TAIPEI」が開催され、多くの業界人が台湾に行っている。しかし、スマホ関連の有力ライターたちは取材に行かず、日本にいることに僕は気づいた。

<▲写真:独特な色の変化を持つ「HTC U11」の淡いブルーのモデル>

表面的には、今年のCOMPUTEX TAIPEIはPC関連が盛り上がり、スマホはそうでもないようだ。台湾に取材に行ったPCライターのなかには、「今年はPCのターン。スマホは迷走だね」というような意見を持っている人もいそうだ。

さて、これを読んでいる人たちなら気がついたと思うが、これはファーウェイの影響だろう。

ファーウェイは台湾のスマホメーカーを一気に追い抜き、世界屈指の存在になってしまった。日本の価格コムなどのランキングでも上位はファーウェイのスマホで占められている。

そして、COMPUTEXで新製品のスマホを発表しても、昨年のASUSのように日本市場での発売が11月とかになると、日本の熱も冷めてしまう。11月だと半年も待たされることになる。そりゃ熱も冷めるよね。なにか根本的な戦略を立てないと、COMPUTEXで新製品を発表するというスタイルでは日本のマーケットにその熱を引き継ぐことはできない。

HTCはCOMPUTEX前に新製品のスマホ「HTC U11」を発表し、直後に日本でも発表会を行った。

HTC U11は日本市場ではソフトバンクとauから発売されるのだが、そもそも最近のHTCには勢いがないためか、大きなパワーにはなっていない。

というか、HTC U11の勢いが削がれたのはauのセンスが問題なのではないかと僕は思っている。

僕はHTCが開催したU11のイベントに参加し、非常に魅力的な製品だと思った。しかし、そう感じた大きな要素はカラーだったのだ。水色のモデルは周囲の光で色が変わり、非常に魅力的なモデルだと感じた。

そして、auの今夏モデルの発表会で聞いたのだが、そのカラーはauの方針によって日本市場には投入されないそうだ。なんというポリシーだろう!

そんな感じで、台湾のスマホパワーは今年に関しては日本ではブレークしないのではないか? と心配してしまう。

ASUSの社内には「ファーウェイの圧倒的な資金量に対抗する戦略が思いつかない!」と焦っている人がいそうだ。


記事執筆者プロフィール
一条真人
ITジャーナリスト
Twitter:@ichijomasahjito、Facebook:masahito.ichijo
ブログ:一条真人メモ

クラウドサービスからスマートデバイス、デジタルAVまで、デジタル関連のアイテムが大好き。「ハッカー」(日本文芸社)、「PCプラスワン」(笠倉出版)などパソコン雑誌の編集長を経て、小説なども出版して現在にいたっています。PC、IT関連の本は50冊以上書かせてもらいました。スマートフォンは初代Xperia(あまりに美しいデザイン!)、iPhoneなど数機種使っています。

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