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Androidを生み出したアンディ・ルービン氏がクールな拡張端子付きのスマホ「Essential Phone」を発表!

Androidを生み出し、しばらくの間はGoogleでAndroidの開発を率いていたAndy Rubin(アンディ・ルービン)氏。彼は自ら設立したEssentialにおいて、新しいAndroidスマートフォン「Essential Phone」(モデル名: Essential PH-1)を発表した。OSはAndroidで、ハードウェアに特徴的な機能を備えている。

<▲図:Essential Phone>

なんと背面上部右側に特殊なマグネット端子を搭載し、そこに様々なオプション機器を装着し、機能拡張をすることができるようになっている。マグネット端子なので、ピタッとくっ付けたり、少し力を入れて外すだけなので、脱着も手軽。さらに、端子も一見それとは分からないようなデザインなので、背面が無骨な印象を与えることもないよう工夫されている。


<▲図:背面のマグネット端子>


<▲図:360度カメラ装着状態>

Essential Phoneの価格は本体のみで699ドル、オプション機器の360度カメラが同梱される「Essential Phone + 360° Camera」は749ドルとなっている。


マグネット端子に装着できるのは、360度撮影が可能なカメラ、充電用のドックなど。また、背面にはマグネット端子のほか、メインカメラ、指紋認証センサーも装備する。

メインカメラはファーウェイの「HUAWEI P9」と同様、モノクロセンサーとカラーセンサーの組み合わせによるデュアルカメラとなっている。これによって、美しいカラー撮影はもちろん、モノクロ撮影もハイクオリティで撮影できるようになっている。前面に装備されるインカメラは800万画素だ。

そして、Essential Phoneの特徴は背面だけでなく前面にもある。

上と左右、3辺の額縁部分が非常に狭く、前面全体に占めるディスプレイの比率がとても高いことがデザイン面でも大きな特徴となっている。3辺狭額縁の機種はシャープが「AQUOS CRYSTAL」シリーズで実現しているし、今夏サムスン電子が日本市場にも投入する「Galaxy S8」シリーズもかなりの狭額縁だが、Essential Phoneは上辺の額縁部分が相当狭く、同社が「Full Display」デザインと呼ぶように、実際にそう感じるレベルだ。

<▲図:カラーバリエーション>

ただし、上部のちょうど中央にインカメラが配置され、その部分だけディスプレイがカットされた形状になっているので、その部分は気になるといえば気になるかもしれない。とはいえ、未来感を感じるスマートフォンであることは確かだ。

基本スペックを見ていくと、ディスプレイは5.71インチで解像度は2,560×1,312ドットで、縦横比は19:10。CPUはQualcomm Snapdragon 835オクタコアで、メモリは4GB RAM、ストレージは128GB、Wi-FiはIEEE802.11a/b/g/n/ac準拠で、MIMOをサポート。Bluetoothは5.0 LE対応、ボディサイズは約141.5×71.1×7.8mmで、重さは約185gといったところ。

実際のところ、今のAndroidスマートフォン市場においては、最も先進的なデザインを持つスマートフォンの一つといっていいかもしれない。

【情報元、参考リンク】
Essential公式サイト

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