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ドコモとNHK、5Gを介して8K映像を伝送する実験を今月以降に実施へ

NTTドコモ(以下、ドコモ)は19日、日本放送協会(以下、NHK)と8Kスーパーハイビジョン映像を5Gを使って伝送するなどの共同実証実験を5月以降に開始することに合意したと発表した。

<▲図:実験構成イメージ(※クリックして拡大)>

8K映像を5Gを介して伝送する実験はKDDIもNHKと組んで今月から行う予定となっていて、通信各社それぞれが2020年の5Gの商用サービス開始に向けた高解像度映像配信の準備を進めている。

本件では、ドコモは5Gの技術と実験環境等を提供し、NHKは8Kスーパーハイビジョンの技術、映像機材等を提供して、様々な検証を行う。

8Kスーパーハイビジョンの解像度は7,680×4,320ドット。4Kが3,840×2,160ドットなので、画素数は4Kの4倍。フルHDが1,920×1,080ドットなので、フルHDと比べると実に16倍だ。非常に高精細の映像を視聴できることになるが、それをモバイル回線を介して伝送する実験を行なっていく。

2020年の東京オリンピックでは超高解像度の映像配信が行われる見込みで、空気感を感じることができるほどの映像体験ができるかもしれない。

ドコモは24日から26日までの間、東京ビッグサイトで開催される「Wireless Technology Park 2017」内の「5G Tokyo Bay Summit 2017」において、本実験のデモンストレーションを展示する予定なので、その場で実際のデモを確認することができる。

【情報元、参考リンク】
NTTドコモ/プレスリリース

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