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京都府向日市とジーン、古墳体感AR・VRアプリ「墳タビ!物集女車塚古墳」リリース

京都府向日市が制作、ジーンがアプリ開発を手がけたスマートフォン向けアプリ「墳タビ!物集女車塚古墳」がリリースされた。Android版とiOS版が用意され、どちらも無料で利用できる。Android版はAndriod 4.0.3以降のOSを対象としている。また、本アプリは日本語、英語、中国語、韓国語に対応しているので、外国人観光客も利用可能だ。

<▲図:石室VRのイメージ>

いわゆる観光サポート系のアプリの一つだが、現地に足を運ばなくても利用できる機能もあるので、古墳に関心がある方はダウンロードしてみよう。

現地に行かなくても利用できる機能の中で最も注目したいものは、石室内のVR体験。

横穴式石室の内部をVRで体験できる。石棺を開けるとそこには…? また、築造当時の墳頂からの光景を360度VRで楽しむこともできる。しかも、特徴的な前方後円墳を上空から見下ろすこともできる。こうしたVR機能は、観光というジャンルに合うので、他にも色々な自治体、観光業者からリリースされてほしいものだ。

また、現地に行くことでプラスで楽しめる機能もある。

葺石が敷き詰められて“いない”特徴的な物集女車塚古墳の築造当時の姿を、AR・VRによって現地で実物大で体感できるようになっている。

<▲図:現地での古墳復元VRのイメージ>

マーカーカードをスマートフォンのカメラで映すことで、現在の物集女車塚古墳の3Dモデルが手乗りサイズで出現する機能や、古墳巡りに便利な現在地からのナビゲーション機能、古墳の作り方の解説、現地で<6世紀の変革の帝王>継体天皇とARで記念撮影できる機能などもある。

<▲図:マーカーカードの利用イメージ>

ちなみに、マーカーカードは向日市文化資料館や史跡朝堂院公園において無料配布されている。

アプリは下記のリンク先からダウンロードできる。



【情報元、参考リンク】
京都府向日市

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