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ドコモ、キッズケータイ F-03Jを3月3日発売。別売りのIoTを介したスマホ連携が便利

NTTドコモ(以下、ドコモ)は27日、富士通製の「キッズケータイ F-03J」を3月3日に発売すると発表した。キッズケータイ F-03Jは、スマートフォンとの連携機能が大きな特徴で、子供が帰宅した時にそれを親のスマートフォンに自動通知する等の機能を利用できる(※別途周辺機器が必要)。

<▲図:キッズケータイ F-03J>

キッズケータイ F-03Jのカラーバリエーションはイエロー、ブルー、ピンクの3色。

<▲図:ブルーとピンクも>

まずは今回の大きな特徴となるスマートフォン等との連携機能から見ていきたい。

まず、保護者が自宅にいない時に子供が帰宅した際、保護者のスマートフォンへ通知できる、という機能。これには別売りの周辺機器「Tomoru」を使う。Tomoruも3月3日に発売予定。

<▲図:Tomoru>

小さな機器だが、Tomoruを自宅玄関に設置し、「親子のきずな」アプリを保護者のスマートフォンにインストールし、Tomoruを登録、キッズケータイ F-03Jとも連携させておけば、子供が帰宅した時、それをTomoruが認識してくれる。具体的にいうと、TomoruはBluetooth機器で、Buetoothの接続可能距離内にキッズケータイ F-03Jが入ると、それを認識する、というもの。

認識すると保護者のスマートフォンにSMSで通知が届く。

「親子のきずな」アプリによる便利機能は他にもある。外出中に、キッズケータイ F-03Jが保護者のスマートフォンから一定距離離れると、保護者のスマートフォンとキッズケータイ F-03J、両方にその通知が届くようになっているので、迷子防止にもなる。

また、今回のキッズケータイ F-03Jの便利機能の一つとして、保護者のスマートフォンからキッズケータイ F-03Jのメール定型文、連絡先、目覚ましなどの内容変更、新規追加・削除といった操作をBluetooth経由でできるようになっている。

キッズケータイ F-03J本体のボディには抗菌コートが施され、菌の増殖を抑えてくれる。

IPX5/8相当の防水、IP6X相当の防塵に加え、米国国防総省の調達基準であるMIL規格の14項目に準拠した耐久性をクリアするタフネス設計でもある。子供が多少乱雑に扱っても壊れないようになっている。

キッズケータイ F-03Jは旧機種と同様、防犯ブザーも搭載する。約100dBと、かなり大音量のブザー音を出せる上、あらかじめ設定していた緊急連絡先へ音声通話を自動発信し、位置情報を保護者に通知することもできる(位置情報の通知には「イマドコサーチ」の契約が必要)。

なお、キッズケータイという名称だが、高齢者が利用することも想定されていて、画面メニューにはシンプルなデザインも用意されている。

キッズケータイ F-03Jの本体サイズは約91×49×16.8mmで、重さ約80g。ディスプレイは約2.0インチサイズで解像度は240×320ドット。

【情報元、参考リンク】
ドコモオンラインショップ/キッズケータイ F-03J製品ページ

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