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【一条真人的Androidライフ】第100回:CEATECから見るこれからのスマホ市場

先日、CEATEC(※「CEATEC JAPAN 2016」。CEATECは最先端IT・エレクトロニクスの総合展示会)に遊びに行ったところ、そのオープニングイベントでは珍しく安倍首相がやってきてスピーチをしていた。僕はこのイベントに数十年通っているのだが、首相がスピーチをしたという記憶はない。首相は、CEATECが今までは家電中心だったのがIoT中心になった、次のCeBITは開催パートナーになるとドイツのメルケル首相と約束したという話をし、日本のメーカーも出展してくださいとお願いをしていた。

<▲図:遠くからは今まで通りにも見えるCEATEC会場>

そうして開会したCEATECは果たして、今までと様変わりしていた。パナソニックのブースでは、今までは大きなスペースを取られていた4KテレビなどのAV機器が姿を消していた。シャープのブースからもテレビやスマホが消えた。今回のCEATECでは、全体でそのようなシフトが起きていた。



この数年、CEATECは訪れる人がかなり減り、スペースも小さくなったりして、このままで大丈夫なのか? というような状態だったのだが、このチェンジが効いたのか? 動員数は分からないが、プレスルームはかなり活気づいていた。

僕が気掛かりだったのは、プレスルームに飲み物やスナックが用意されているという説明があったのに実際には飲み物しかなかったことだ(※編集部注:毎年スナック菓子等が置いてありますが、もちろん数に限りがあるので、一条さんが行った時には無くなっていたのだと思われます)。まあ、これは無視していいだろう。

全体的にスマホが消えたCEATECの中で、中国メーカーのファーウェイだけはしっかりブースを構え、スマホ、タブレット、スマートウォッチの新製品を並べていた。やるなあ。

<▲図:スマホメインで出展しているのはファーウェイだけだった>

今、日本のSIMフリースマートフォン界でシェアが大きいのはファーウェイとASUSの2強だと思うが、ファーウェイはこれからも強そうだ。

ASUSのZenFone 3は無印はなかなか良い端末だと思うが、Deluxeは高すぎるのではないかと思う。この新ラインアップでファーウェイと戦えるだろうか? 答えは歴史が教えてくれるだろう。

さて、それでは3位あたりはどのメーカーになるだろうか? ちょっと前ならFREETELあたりが来るか? という気もしたが、最近ではMotorolaが伸びてくるような気がしないでもない。

何にしてもファーウェイの躍進は注目に値すべきという感じで、それが今回のCEATECにも表れているのではないだろうか?

<▲図:レストランのバリエーションも増えた>


記事執筆者プロフィール
一条真人
ITジャーナリスト
Twitter:@ichijomasahjito、Facebook:masahito.ichijo
ブログ:一条真人メモ

クラウドサービスからスマートデバイス、デジタルAVまで、デジタル関連のアイテムが大好き。「ハッカー」(日本文芸社)、「PCプラスワン」(笠倉出版)などパソコン雑誌の編集長を経て、小説なども出版して現在にいたっています。PC、IT関連の本は50冊以上書かせてもらいました。スマートフォンは初代Xperia(あまりに美しいデザイン!)、iPhoneなど数機種使っています。

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